京都丹波子育て応援フェスタ2018 地域全体で子育て家庭を支える共生社会を目指して

181124京都丹波子育て応援フェスタ2018 11月24日、国際交流会館で京都府と南丹市が主催する京都丹波子育て応援フェスタ2018が開かれました。
 地域全体で子育て家庭を支える共生社会を目指そうと開催されたこのイベントは、多くの親子連れで賑わいました。妊娠・出産や子育てに関する相談ブースや啓発コーナーが設置されたほか、牛乳パックを使ったクリスマスツリー作りや福祉作業所の物品販売が行われました。
 子育て応援講演会では、家族・教育問題、児童虐待などをテーマに取材を続けるジャーナリストの石川結貴さんを講師に招き、「地域で育む子どもの未来~親子が笑顔で向き合う子育て~」をテーマに話を聞きました。石川さんは、小学校高学年から高校生までのスマートフォン所持率が90%を超える今、子育て環境にも影響を及ぼしていると指摘しました。「機器に頼らない、親からのぬくもりや声、匂いといった昔ながらの子育てが、子どもの成長に重要なことが科学的に証明されている。地域や家庭の中で、挨拶や感謝の言葉をかけたり、役割を与え、自尊感情や自己肯定感を育てることが大切」と話し、参加者は熱心に耳を傾けました。