丹波史談会 教伝寺と小出氏の関わりについて学ぶ

181216丹波史談会教伝寺と小出氏00000000 12月16日、園部町新町の教伝寺で、丹波史談会の12月例会が行われました。教伝寺は、園部藩主、小出吉親が、徳川家が信仰する、浄土宗のお寺として、家老に命じて開山しました。そのことから、小出吉親の坐像が安置され、ご本尊の阿弥陀仏は小出家代々の護持仏と伝えられています。
 小出家4代目英貞は、徳川家康のひ孫、幽方院を嫁にもらい、江戸幕府と小出氏の関係はより深くなっていきました。
 園部町河原町には、幽方院の嫁入り道具や観音像を安置するお堂があります。大木観音堂と親しまれるこのお堂は、今年3月に京都府指定文化財となりました。
 会員たちは、貴重な文化財の数々を見ながら、地域の歴史に思いを馳せていました。