森林がひらくエネルギーの未来 南丹木質バイオマス普及シンポジウム

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 3月24日、国際交流会館で、森林がひらくエネルギーの未来 南丹木質バイオマス普及シンポジウムが開かれました。
 これは、南丹市の豊かな生物資源である木質バイオマスの活用や展望、課題について考えるため、南丹木質バイオマス普及の会が主催したもので、市民らおよそ30人が参加しました。
 講演には、元林野庁長官で、日本木質バイオマスエネルギー協会副会長の加藤鐵夫さんが講師に招かれ、日本の森林資源や木材産業の状況、木質バイオマスエネルギーの未来について語りました。加藤さんは「バイオマス資源は地域にある資源。木質バイオマスを有効に活かすことで地域経済循環の創出を生む」と話しました。
 また、活動調査報告では、木質バイオマス利用が進むことで、木材の買取単価が上昇していること、市場の取扱量が増加している先進地での取り組みなどが紹介されました。
 その後のパネルディスカッションでも、パネリストが積極的に議論を交わしました。