美山かやぶきの里 一斉放水 かやぶき民家を火災から守るため

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 5月20日、美山かやぶきの里で一斉放水が行われました。
 かやぶきの里では、2000年5月に美山民俗資料館が火災により焼失したことをきっかけに、集落に62基の放水銃が設置されました。一斉放水は、放水銃の点検を目的に、年に2回実施されています。
 美山かやぶきの里保存会会長の中野忠樹さんは、「フランスのノートルダム寺院が燃え世界中がショックを受けた。文化財の中で暮らす我々住民の防火意識を再確認する日にしたい」と挨拶しました。
 午後1時30分、集落にサイレンが鳴り響き、防水銃から次々と水しぶきが上がりました。
 かやぶきの里に水のアーチがかかり、見物に訪れた観光客から歓声が上がりました。