ベニバナヤマシャクヤクの春の鑑賞会 貴重な花の群生を楽しむ

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 5月25日と26日に、美山町内久保で、ベニバナヤマシャクヤクの春の鑑賞会が行われました。
 ベニバナヤマシャクヤクは、薄いピンクや白の可愛らしい花を咲かせ、開花期間はわずか3日間という貴重な花です。
 京都府の希少野生生物にも指定されており、群生地を守ろうと、地元の内久保環境・史跡保存会が、環境の整備や苗の生育に取り組んでいます。
 鑑賞会には、珍しい花を一目見ようと、京都府内はもちろん九州や四国などからも大勢の観光客が訪れました。訪れた人たちは、杉木立の中、凛と咲く花の姿を、カメラで撮影し、楽しんでいました。 
 開花状況を考慮し、より多くの人に楽しんでもらおうと、今週末6月1日と2日にも鑑賞会が行われるということです。