殿田小学校 「田原の御田」学習 校区の文化財 学校で初上演

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 6月7日、殿田小学校の全校児童が、伝統行事「田原の御田」の見学をしました。
 「田原の御田」は、日吉町田原の多治神社の春の祭礼で行われる米作りの過程を表した狂言風の芸能で、国指定重要無形民俗文化財に選ばれています。
 校区内の伝統行事について理解を深めようと、今年初めて企画された授業で、保存会の会員や地域住民らが学校を訪れました。
 今回の授業では、日柄改めから田植えまでの12の場面が演じられました。
 作太郎・作次郎、2人の主役がそれぞれの場面を面白おかしく演じると子ども達から笑い声が上がりました。
 また、牛と早乙女の役として、児童も参加し、伝統の行事を真剣に演じました。
 児童たちは、地域に伝わる伝統をより身近に知る事で、行事を大切にしていく気持ちを学びました。