放送大学京都学習センター公開講座 森の京都カレッジ 芦生の森の暮らしについて

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 6月14日、美山町芦生で、放送大学京都学習センター公開講座が行われました。この講座は放送大学京都学習センター、南丹市美山観光まちづくり協会、南丹市情報センター、森の京都地域振興社、京都丹波高原国定公園ビジターセンター運営協議会が連携して企画したものです。市内外からおよそ30人が受講し、京都大学フィールド科学教育研究センターの坂野上なおさんから、人の営みと共にある、芦生の森の歴史について話を聞きました。
 そして昔、生活物資の運搬や集落の人たちの移動に使用されていた、トロッコ道を歩きます。NPO法人芦生自然学校理事長で、芦生研究林内にお住まいの井栗秀直さんから、「先祖が400年前から、木を伐採し、ろくろでお椀などを作る職人、木地師として住んでいたこと」などを教えてもらいました。
 貴重な生き物や植物との出会いも楽しみ、芦生の森の暮らしについて学びを深めました。