大丹波地域サル対策広域協議会 総会 サル被害対策には集落の力が必要

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 7月3日、国際交流会館で大丹波地域サル対策広域協議会の総会が開かれました。
 サルの被害が深刻な兵庫県の丹波篠山市を中心に、隣接する丹波市、京都府では南丹市、京丹波町、福知山市の5つの自治体が連携し、広域的にサル対策を進めるために3年前に結成された協議会で、今年度の事業計画では、丹波篠山市を中心に生息する5つのサルの群れの個体数を管理し、捕獲をしっかり行うことや、サルの位置情報をメール配信するシステム「サルイチ」を広く浸透させ、地域が主体となったサル対策の支援を行うことなどが挙げられています。  
 事務局のNPO法人里地里山問題研究所、鈴木克哉代表理事は「サルを見かけたら、人が出て集落全体で追い払うことが大切。高齢者や女性にも、情報を提供していきたい」と話しました。