南丹市文化財保護審議会 園部藩主の肖像画 文化財登録に向けて

S00000469

 8月22日、南丹市役所で、園部藩に関する文化財について答申が行われました。
 これは、園部藩小出家にまつわる歴代藩主および夫人の肖像画について審議し、その結果を伝えるもので、南丹市文化財保護審議会会長の大槻 左門さんから、木村 義二教育長へ、答申書が手渡されました。
 歴代藩主の肖像画は、合計で17点。これらは南丹市の歴史を知る上で貴重な資料であり、南丹市指定文化財にするべきだという審議結果が伝えられました。
 特に初代藩主と夫人の絵は、江戸狩野派の中でも有名な狩野探幽が手掛けたもので、文化財としての価値が高いと報告がありました。これら17点の肖像画は、南丹市指定文化財に登録される予定で、この秋、文化博物館の秋季特別展で一堂に展示し披露されます。