ICOM 国際博物館会議京都大会 日本初の開催 南丹市に世界の学芸員が訪れる

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 9月1日から7日まで、一週間に渡って、ICOM国際博物館会議が、京都を会場に開かれ、世界各国の博物館の学芸員や関係者、およそ3000人が集まりました。6日には、南丹市をフィールドにした体験型の見学会もありました。
 アメリカやイギリス、台湾など、世界各国の博物館学芸員やその家族、およそ40人の一行が、最初に訪れたのは、南丹市立文化博物館です。 
 山内 守副市長が歓迎し、「歴史ある南丹市の文化、伝統、職人の技を存分に感じて下さい」と挨拶しました。
 ICOM国際博物館会議は、3年に1度、博物館の活動や課題を共有しあい、未来の博物館について意見を交わすもので、日本では初めての開催です。
 体験型の見学プログラムでは、地域の文化や歴史に触れる50以上のコースの中から自分の興味を持ったものを選びます。「日本の原風景と匠の技が生きる職人の郷」と題した、南丹市のコースは、定員を超える予約があり、とても人気だったということです。
 自然の豊かさと受け継がれてきた歴史や文化について、熱心に質問もあり、南丹市の魅力を堪能していました。