京都医療科学大学で開催 環太平洋地域環境と健康コンソーシアム プレカンファレンス

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 9月15日、園部町の京都医療科学大学で、第18回環太平洋地域環境と健康コンソーシアム プレカンファレンスが開かれました。
 はじめに京都医療科学大学の3年生が、普段の学生生活や学んでいることを発表。参加国では、日本のように診療放射線技師を育てる専門機関がないことから、学生たちの学びにとても関心を示していました。
この国際学会は、発展途上国を含め、地域の環境保全と健康を守るために、環境工学や環境医学に携わる医師や技術者が、研究成果や情報を共有しようと集まるもので、世界各地で隔年ごとに開催されており、日本では初めてのことです。
 この日は、翌日からの国際学会のためのプレカンファレンスで、オーストラリアやアメリカ、台湾、韓国などから、医師や科学者、公衆衛生専門家らおよそ40人が、環境が健康に与える影響や子どもの脳の発育に影響を及ぼす大気汚染についてなど、環境問題の情報を共有し、世界の環境整備の今後の方向性を確認し合いました。