農芸高校 大豆100粒運動 生産から製品になるまで 1年通して学ぶ

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 12月19日、農芸高校作物コースの3年生が、大豆と豆腐についての特別授業を受けました。
 この授業は、大豆の栽培を通して食料自給率や食の安全などについて考える「大豆100粒運動」の一環で、これまでに大豆や豆腐について解説する講義や大豆の生産を行ってきました。
 今回が最後の講義で、油揚げ製造の実演と大豆から豆腐を作る実習を行いました。生徒たちが育て収穫した4つの品種の大豆を使い、細かく砕いた大豆から豆乳を絞ったり、豆乳を熱しにがりを加えて固めるまでの工程を体験。型枠から取り出された豆腐に、生徒たちから歓声が上がりました。
 最後に、出来上がった豆腐の品種ごとの味の違いや作り方による食感を食べ比べました。生産から加工、食するまでを体験することで、日本の食文化や農業の現状に触れる機会になりました。