人権教育・啓発活動交流会 多数派・少数派の視点から差別を学ぶ

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 2月16日、国際交流会館で、人権教育・啓発活動交流会が開かれました。
 南丹市人権教育・啓発推進協議会の会員や各地域の人権啓発推進委員らおよそ80人が参加。同和問題を研究する関西大学社会学部教授の内田龍史さんの講演を聞きました。
 内田さんは、自身が研究活動で被差別部落を訪れて感じることと、社会が持つ偏見には大きな乖離があると語り、「多数派の人々にとって少数派への差別は、見ようとしなければ見えない、関心を持たないと見えてこない」と、関心や問題意識を持つことの大切さを訴えました。また、「人権教育や啓発は、多数派と少数派のギャップを埋めるために大切なもの」と語り、参加者の今後の活動の充実にエールを送りました。
 講演の後、分科会で意見交流を行いました。