美山かやぶきの里  集落を火災から守る放水設備を点検

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 6月12日、美山かやぶきの里で放水設備の点検が行われました。
 かやぶきの里には、集落を火災から守るため、62箇所に放水銃が設置され、火災の際には、山の中腹にあるタンクから、専用の配水管を伝って水が流れる仕組みとなっています。
 毎年春に行われている一斉放水が、今年は緊急事態宣言中だったため行われませんでしたが、代わりに定期的に行われる設備点検を増やして実施されました。
 南丹市教育委員会 文化財保護係職員立ち合いのもと、今回は水を流さず、地中に埋められた排水管のチェックしたり、制御盤のスイッチで正確に作動するかどうかなどの確認を行いました。
 故障なく正常な動きであることを確かめ、安堵した表情とともに改めて防火の意識を高めていました。