農芸高校食品加工講習会 6次産業の可能性ひろがる

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 7月15日、農芸高校で、きょうと食いく先生事業「食品加工講習会」が行われ、農産バイオ科野菜コースと野菜部の2、3年生7人が参加しました。
 農芸高校野菜コースと野菜部では、近年食品加工の取り組みを進めており、今回は自分たちが育てたバジルで、ソースづくりに挑戦しました。
 講師は農芸高校の卒業生で、亀岡市で京懐石の店を営む西田浩二さんです。昨年、農芸高校にスチームコンベクションなどの調理機器が導入されたことから、衛生面への知識や瓶詰め加工までの製造工程を一連で学ぶことになりました。
 一枚一枚丁寧に摘み取った新鮮なバジル、にんにく、オリーブオイル、京料理のエッセンスを取り入れた白味噌などを加え、緑鮮やかなソースが完成しました。
 西田さんは「自然に左右されながら大切に育て収穫した野菜がおいしい加工食品になる」と6次産業の可能性を話しました。
 バジルソース「瑠青」は、農芸高校での校内販売やイベントで購入することができます。