外国人のための防災教室 安心・安全に暮らせるために

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 9月6日、南丹市国際交流会館で、外国人のための防災教室が開かれました。
 国際交流協会が主催し、南丹市に在住の外国人や外国人を雇用している企業など、およそ20人が参加しました。
 南丹市役所が、地震や台風などの災害時に、どのようなことに気を付ければよいのかについて、わかりやすいテキストを用いて、丁寧に解説しました。
 また、避難するときに手助けが必要な人が登録できる災害時要配慮者支援台帳の申請についても説明しました。
 南丹市には300から400人の外国人が暮らしています。実際に避難した時、言葉がわからない人への対処や、外国人が居住していることを地域に把握してもらうことなどについて、質問も出されました。
 外国人を雇用している企業からは「災害について指導する機会を持っていただき非常にうれしい。日本語を学びながら働く外国人にとって、母国語と日本語で説明する工夫を、雇用する側が学ぶ機会にもなった」と話していました。