地域おこし協力隊 活動報告会 情報発信やものづくり 情熱を注いだ3年間

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 9月13日、日吉生涯学習センターで南丹市地域おこし協力隊の活動報告会が開かれました。
 9月30日をもって3年間の任期を終える第3期隊員の嶋田翔伍さんと大矢信治さんの2人が、地域に密着し、情報発信などに取り組んできた活動の成果を報告しました。
 出版社の勤務経験を持つ嶋田翔伍さんは、南丹の言葉を紹介した「南丹辞典」や、八木町の新庄地域を紹介した冊子づくりに携わりました。「それぞれの地域に長い歴史があり、良さがある。面白いと感じたことは一歩踏み込んだ視点で作ることで、より魅力が伝わる。」と発表しました。
 また、美山町出身で椅子張り職人としての技能をもつ、大矢信治さんは、「自分にできることできないことに関わらずチャレンジさせてもらった。この経験を活かし、今後は美山をブランド化した木工職人として活躍の場を広げていきたい。」と話しました。
 そのあと、5人の現役隊員が、空き家再生や農業、情報発信など、それぞれの現在の取り組みについて報告しました。
 参加者からは、南丹市への思いを持った若者たちの3年間の奮闘を讃える言葉がありました。