美山町盛郷林区 地域の歴史を学び 西の鯖街道案内看板を設置

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 10月25日、美山町盛郷の林区で、西の鯖街道の案内看板と記念碑の除幕式が行われました。
 美山町林区は、若狭で水揚げされた海産物を京の都へと運ぶ、西の鯖街道沿いの集落です。地域の歴史を学び、豊かな自然と景観を守りついでいくためにと、南丹市の集落支援事業を活用して、地域の紹介看板と、西の鯖街道の記念碑を設置しました。
 看板や記念碑の制作者が紹介された後、美山町在住の郷土史家、小畑正彦さんが講演しました。 
 明治時代には、一年で約6000人が、往来に林区を使用していたことや、若狭から丹波への玄関口として、昔は、休憩地や中継地としての役割があった話などを聞きました。
 参加者は、西の鯖街道の歴史と文化について学び、自分たちの住んでいる地域への愛着を高めました。