森の京都「なんたん」カレッジ公開講座 光秀と丹波攻略にせまる

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 森の京都「なんたん」カレッジ令和2年度第1回公開講座が、11月8日、国際交流会館で行われました。
 南丹地域の自然や文化遺産、歴史を研究し保存、育成することで、地域活性化や観光振興に活用していこうと、文化庁の補助事業として、森の京都「なんたん」エコミュージアム実行委員会が主催して開いたものです。今年度のテーマは「明智光秀と南丹ゆかりの地」で、ロビーと会場には、日向工房の柳田昭彦さん撮影による、光秀ゆかりの城跡や亀岡・丹波・山城地域の空撮などが展示されました。
 講演は講師に株式会社歴史と文化の研究所代表の渡邊大門さんを招き、「明智光秀と丹波攻略」をテーマに話を聞きました。渡邊さんは、「出生についてはわからないことも多い」としながらも、歴史史料からうかがえる光秀像や、信長や光秀が地元の国人らへ宛てた書状からみた、丹波攻略までの道のりを解説し、参加者興味深く聞き入りました。
 NHK大河ドラマの影響もあり、南丹市内外からおよそ70人が参加しました。