台風15号強風により 大原神社 拝殿全壊

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8月25日は、大型台風15号が九州地方に上陸、日本海へ抜けたことから、南丹市でも強風の吹く一日となりました。

園部町天引で、道路脇に設置された看板が強風にあおられ飛ばされたほか、南丹市美山町樫原の大原神社では、倒木により大きな被害が出ました。

25日午後4時ごろ、本殿後方の斜面に立つ高さおよそ50m、幹回り2.8mの杉の大木が根元から倒れ、拝殿を直撃し全壊。

ま た本殿の一部も損壊しました。26日には朝から、氏子総代や地域の人たち、市の関係者などが集まり、被害状況の確認と今後の修復について話し合われまし た。大原神社拝殿では、毎年10月、府登録無形民俗文化財「からす田楽」が奉納されており、地域の人たちは「神事を執り行うかどうかも、話し合わなければ ならない」と不安な表情を浮かべていました。