南丹市人権講演会 互いの人権について考える

南丹市人権講演会

9月7日、南丹市園部公民館で、対談と落語の2部構成の人権講演会が行われました。

第一部は、ラジオDJとして活躍する谷口キヨコさんと落語家の桂春蝶さんが、ともに生きる大切さと題して、互いに人権について感じていることを語り合いました。

「それぞれが相手の気持ちを思いやり、人が嫌がることをしないように心掛ければ、人権侵害や戦争などはなくなる」と話し、ときに小話を交えながら進む2人の軽妙なトークに会場は笑いに包まれました。

また第二部では桂春蝶さんの新作落語が披露されました。明治時代に日本人がトルコ大使に対して行った献身的な救助活動から続く、トルコと日本の友好関係を描く実話を通して、人と人とのつながりを伝えました。

参加者は講演会をとおして、人間のやさしさやぬくもりについて考える機会となりました。