南丹市人権教育講座 第3講 謂れなき差別の背景を学ぶ

南丹市人権教育講座第3講

 11月18日、園部公民館で、平成27年度南丹市人権教育講座第3講が行われました。

 三重県人権センターの味岡一博さんを講師に招き、「謂れなき差別(部落差別)はどのようにしてつくられたのか」と題した講演を聞きました。明治から大正にかけて、解放令ができたのになぜ差別が続いたのか、被差別部落の人たちが、なお劣悪の生活に陥った背景、また水平社が生まれた背景などがわかりやすく話され、およそ140人の参加者は熱心に耳を傾けました。

 味岡さんは、「差別をなくすということは、人として先入観なく対等に接すること、相手を尊重することです」と話しました。