南丹市災害支援対策本部会議 熊本地震被災地への派遣職員が活動報告

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 6月1日、南丹市役所で、南丹市災害支援対策本部会議が開かれました。

 熊本地震災害に対する京都府の支援対応について報告された後、5月20日から26日まで被災地に保健師として派遣された疋田ミツルさんから現地の様子が報告されました。京都府から3人の保健師、栄養士1人、事務職員1人の5人で熊本県益城町に派遣された疋田さん。テント避難者の健康観察や各戸訪問による健康状態の聞き取りなどを行いました。全壊した自宅のそばでテント生活を送る人や駐車場で車中泊する人も多く、余震の恐怖による不眠や将来への不安感、疲労や腰痛などを訴える被災者に耳を傾けました。疋田さんは「熊本へは今後も全国レベルでの支援が必要。また南丹市でも想定外の被害を見据えた平時の備え、福祉避難所や健康管理などのマニュアル化の作成、情報発信の大切さを感じた」と話しました。