南丹市人権フォーラム 夜間中学の学びの場から

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 12月10日、国際交流会館で南丹市人権フォーラムが開かれ、「生きることと学ぶこと」と題した講演がありました。

 講師に招かれたのは、30年間以上にわたり夜間中学校で教えた元教師の松崎 運之助さんです。松崎さんは、映画「学校」の原作者でありモデルともなった人で、夜間中学に通う、10代から80代まで、年齢も国籍も違う、様々な理由で義務教育が受けられなかった生徒との学びの場で繰り広げられたエピソードを語りました。

 また、会場には松崎さんの亡くなった母親が描いた色鉛筆の作品も展示されました。戦後、満州から引き揚げ、女手一つで3人の子を育てた松崎ヤエさんの作品。70歳を過ぎてから習いはじめ、人柄を表すかのような温かみのある絵が展示され、来場者を魅了しました。