川東地区圃場整備事業竣工式 大規模圃場 八木に竣工

川東圃場整備00000000

 2月17日、八木町室橋、諸畑、野条、池上の4つの地区に広がる圃場整備の完成を祝い、記念碑の除幕と竣工式が行われました。

 この圃場整備は、4つの地域にまたがる川東地区の129ヘクタールの田畑を1ヘクタールごとに区画整理したもので、その他、軽トラックや重機がすれ違うことができる道幅4メートルの農道や用排水路の整備も行われました。

 事業は京都府などがおよそ19億9600万円をかけ平成11年度から17年間の工期で実施してきました。

 氷室の郷で行われた竣工式典の式辞で、川東地区圃場整備推進協議会の明田勝郎副会長が「TPPの先行きなど農業を取り巻く環境は不安定で重大な問題となっている。新たな田畑で生産組織を中心に守り、次の世代に農業を引き継ぎたい」と挨拶がありました。

式典に参加した地元関係者125人は、生産基盤の完成を祝い、地元の農地を守る決意を新たにしました。