南丹市総合防災訓練 災害想定して 連携と防災意識向上を

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 10月1日、市内各地で、南丹市総合防災訓練が行われました。
 2年に一度行われるこの訓練は、迅速な初期対応や防災機関の連携強化、市民の防災意識向上を目的に行われます。
 今回の訓練では、早朝6時30分にマグニチュード6.7の大地震が起きた想定で、市役所では、災害対策本部の設置や市役所職員の動員、避難指示の伝達などが訓練された他、各地域で避難訓練などが行われました。
 美山中学校では各防災機関が一堂に集まり、現地災害対策訓練が行われました。
 参加したのは市と警察、消防の他、自衛隊や医療機関、ライフラインに関わる企業、市と防災に関わる協定を結んだ団体など32の団体と市内の自治会などです。
 災害時の初動や住民の誘導、炊き出しなど、様々な訓練が実施されました。
 倒壊した家屋やビルに取り残された人の救助を行う訓練では、警察、消防署、消防団と医療機関などが連携。要救助者を次々と救いだし、迅速な応急救護が行われました。
 高浜と大飯原子力発電所の概ね30キロメートル圏内、UPZに含まれる美山町では原子力災害に備えての訓練も行われました。
 市民も真剣に訓練に取り組み、一日を通して防災意識を高めました。