天若のお話 むかしの暮らしに思いを馳せる

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8月8日、日吉町郷土資料館のかやぶき民家で天若のお話と題して、パネルディスカッションが行われました。

日吉ダムが建設された場所には、かつて、天若という集落が広がっていました。

今回は桂川の流域に住む人々が水没した集落の暮らしや文化について考える機会を生み出し、地域の記憶をつないで行きたいという思いから開かれました。

元滋賀県知事の嘉田 由紀子さんを聞き手に、水没移転者などが当時の集落の暮らしについて語りました。

川遊びをしたことや鮎やウナギを捕まえ、夕食にしたことなどについての話を聞いたり、地域の郷土食である納豆餅と鮎を食べたりと、参加者は、当時の天若での生活に思いを馳せました。