美山戦争展 平和のために 戦争のない未来を

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 12月9日と10日、美山町島の美山基幹集落センターで、平和のための美山戦争展が開催されました。
 当時の写真や出征を激励する旗、お守りや兵士と家族との手紙など、南丹市内から集められた資料が展示されました。
 また10日には、美山町南の下代甚太郎さんの戦争体験を聞きました。下代さんは現在92歳。大日本帝国として最後の徴兵検査を受け、入隊しました。
 「戦争に勝つ」という強い気持ちと「上官には絶対に従う」という軍人としての考え方を教え込まれた新兵時代。「終戦を聞いたときには腰がぬけ、何も手につかなかった」と当時を振り返りました。
 参加者は、戦争の悲惨さを後世に語り継ぐ大切さや、平和への思いを強くしました。