八木町日置 綱引き神事 伝統の神事 賑やかに

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 1月14日、八木町日置の大送神社で、綱引きの勝負で作物の豊作を占う「綱引き神事」が行われました。
 この神事は、地域を荒らす大蛇を、通りがかった武士が討ち取った故事にちなんで行われ、数百年続くと言われています。大蛇に見立てた綱に弓を放ち、故事にちなんで3発目で的の中心を射ぬきます。そのあと、鳥居の下で北と南に分かれて七回勝負の綱引きを行いました。
 北が勝てば、麦や山のものが豊作、南が勝てば米が豊作と言われており、子どもから大人まで、勇ましい掛け声で懸命に綱を引きました。結果は4対3で北の勝ち。麦や山の物が豊作という占いになりました。