「北方領土と私たち」作文コンクール表彰式 知事賞 園部中学校1年 藤内空菜(そな)さん

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 日本固有の領土である北方領土への関心を高め、正しく理解することを目的に、毎年作文コンクールが実施されています。1月24日、京都府庁で第12回「北方領土と私たち」作文コンクールの表彰式が行われました。
 京都府下の中学・高校から1448点の応募があり、園部中学校1年の藤内空菜さんが知事賞を受賞、山田京都府知事から表彰を受けました。
 藤内さんの作文は、授業で教わった歴史だけでなく、自分で調べた国際情勢や国同士の友好のエピソードなども盛りこまれ、70年も越えられない壁を超えるには、相手を心から大切にすることによって生まれる「絆と信頼」を深めること、と記しています。
 知事から「海外に目を向けるとは、日本のことをもっと勉強しようという気持ちになる」と話があり、主催した北方領土返還要求京都府民会議の村田正治会長からは「地方においてもこの議論を高めていかねばならない中で、深い考察があり嬉しく思う。これからも頑張って欲しい」と挨拶がありました。
 今回の作文コンクールには、藤内さんの他にも南丹市内から4人が入賞しました。