各地の節分祭 摩気神社・生身天満宮・蓮乗寺

01_節分00000000

 2月3日は節分でした。
 園部町竹井の摩気神社では、夕方から、氏子たちが神社にお参りに訪れます。
 「うぶすな敬神婦人会」の女性たちが、つきたてのお餅や甘酒で訪れた人々をもてなしました。
 各家々から古いお札が納められます。
 総代たちは、火にあたりながら夜まで待ち、節分祭の神事は、春を迎える星祭りの神事と合わせて、夜中の12時ごろに行われたということです。
 生身天満宮では、戌年生まれの年男・年女の8人が拝殿から豆を撒き、厄を祓い、福を呼びこみました。
 また書初めや古いお札などを燃やすお焚き上げの神事があり、炎を囲みながらふるまいの甘酒を飲み、冷えた体を温めました。
 美山町大野の蓮乗寺では、総代はじめ檀家、地域住民およそ50人が集まり、一年の無病息災と家内安全、五穀豊穣を願いました。
 祈祷のあとには、各家から持ち寄ったお供えのお菓子やお餅を撒く、お団子撒きをしました。
 子どもたちは、一生懸命に手を伸ばし、大人も童心に返ったように、楽しみながら、福を拾っていました。
 各地で穢れや災いを追い払い、清らかな身で新たな春を迎えました。