南丹市人権教育・啓発推進協議会 私の中の差別と向き合う

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 2月25日、南丹市国際交流会館で、人権教育・啓発推進協議会が主催する交流会が行われました。
 およそ40人の参加があり、京都市下京区で、同和問題を考える啓発活動や、地域のフリーマガジンを発行する、崇仁発信実行委員会代表の藤尾 まさよさんの講演を聞きました。
 藤尾さんは「学校や就職先で差別を受けた体験から、気がつくと、自分自身が出身地のことを口にしなくなっていた」と語りました。
 誰もが胸を張って自分のふるさとを話せる社会を作るためには、全ての人が同和問題について考え、学ぶこと、そして、次の世代に正しい知識を伝えていくことの大切さを話しました。
 その後参加者は、日ごろ感じている人権問題について意見を交わしました。各区の人権研修についてなども語り合い、差別のない社会の実現に向けて考えを深めました。