南丹市地域防災講座 いざという時の知識と技術を学ぶ

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 3月10日、遊youひよしで、南丹市社会福祉協議会が主催する地域防災講座が開かれました。
 災害時に、避難所においての高齢者や要配慮者に対する生活支援を学ぼうと開かれたもので、市内で災害ボランティアに登録している人や、地域住民などおよそ70人が参加しました。
 講師に日本赤十字社京都府支部の職員が招かれ、看護師でもある前田ゆかりさんから話しを聞きました。前田さんは、「日頃から楽しくいきいきと過ごすこと、これが避難所の生活に活かされる。」と話し、災害が高齢者に及ぼす、心と体の影響や、気をつけたい症状などについて教わりました。
 また、実技では、床での生活が基本となる避難所生活を想定して、高齢者が起き上がる時にはどのような姿勢になるのかを知り、支援のあり方などを学びました。
 そのほか、少しのお湯で作るホットタオルの作り方や、寒い時に体をあたためる、毛布を使ったガウンの作り方を教わり、いざというときの知識と技術を学びました。