災害ボランティアセンターと地域を結ぶ 「運営支援ボランティア」講座

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有事の際、災害ボランティアセンターと地域を結ぶ、運営支援ボランティアの講座が開かれました。

運営支援ボランティアとは、平常時からの地域の見守りや、有事の際には、災害ボランティアセンターの担い手として、地域とセンターとを結ぶボランティアをいいます。

6月27日、遊YOUひよしに、地域の区長や民生委員、ふれあい委員などおよそ90人の市民が集まり、災害が起きた時に自分たちに何ができるかを学びました。

講師に、兵庫県宍粟市社会福祉協議会の波多野好則さんを招き、災害時に生きる日常の地域福祉活動と題した講演を聞きました。宍粟市は平成21年に発生した台風9号の豪雨で甚大な被害を受けました。

波 多野さんは、「自治会が独自に立ち上げた災害対策本部に住民同士の普段からのつながりを学んだ。平常時からの住民レベルでの見守り活動が、災害時の支え合 いや助け合いに活かされる」と話しました。講演後のワークショップで参加者は、「防災マップ作り」や「近所づきあい」「避難所の確認」といった、普段から 自分たちにできることを話し合いました。