南丹市エコタウン推進協議会 総会 再生可能・循環型社会に向けて

05_エコタウン00000000

 5月19日、再生可能エネルギーの普及に取り組むNPO法人南丹市エコタウン推進協議会が、国際交流会館で平成30年度総会を開きました。
 議事では、前年度の事業・決算報告と今年度の事業計画・予算が審議され、承認されました。
 微生物を活用した米や野菜の生産が広がっていることを受け、今年度は栽培マニュアルを作成するなど、さらなる拡充に取り組む方針です。
 また、NPO法人として5年が経過したことを記念し、これまでの活動を振り返り今後を考えるためのシンポジウムが行われました。
 理事で京都大学名誉教授の芦田 讓さんが記念講演を行い、エネルギー資源の枯渇について語りました。
 芦田さんは下水道汚泥などのバイオマスや廃食油、太陽光・水力などの再生可能エネルギーについて説明し、「我々の周りには活用されていない資源がある。自治体、企業、住民が一体となって活用していかないといけない」と訴えました。
 他にもバイオマスの活用や京都大学等との技術開発・活用など、今後推進する事業についても説明し、会員は熱心に耳を傾けました。