山里の記憶伝承教室 美山のそば打ち・みそづくりを学ぶ

05_そば打ち00000000

 2月18日、美山町の旧鶴ヶ岡小学校で、山里の記憶伝承教室が行われました。
 この教室は鶴ヶ岡振興会が、昔から伝わる暮らしの知恵や地域の匠の技を、多くの人に体験してもらおうと主催しました。 
 この日は、南丹市、亀岡市や向日市から、親子連れなどおよそ30人が参加しました。
 まずはそば打ち体験。講師は、鶴ヶ岡地域で地元産にこだわったそば作りに励む団体、京都美山ごんべの会の前田好久さんです。子どもたちも力いっぱい、そばを練りあげます。初めての作業に悪戦苦闘する中もみんな楽しみながら取り組んでいました。
 そして味噌作りの講師は、長年食生活改善推進員などをつとめた地域のお母さん、大矢京子さんです。大豆をつぶし麹と塩を混ぜ合わせ、全て手作業。夏ごろまで寝かせるということです。
 最後に、みんなで作ったそばを味わいました。自分たちで打った味は格別。参加者は、地域の食の技術を教えてもらい、大満足でした。