美山かやぶき美術館 10年ぶりの2人展「糸とガラスふたつの視点」

 美山かやぶき美術館で展示会「糸とガラスふたつの視点」が開催されています。
 今回は、さまざまな布の表現、テキスタイルアートを手掛ける京丹波町在住の上田恭子さんと、西宮市在住のガラス作家山本佳子さんの作品展です。
 2人は10年前にもかやぶき美術館で展示会を開いていますが、10年を経てそれぞれの制作から見えてきたものを発表。帯職人の経験がある上田さんは、これまで織物を作品に取り入れることはありませんでしたが、今回はじめて本綴れ織りの技法を取り入れました。
 またガラス作家の山本さんは、植物の種や細胞などの生命体をモチーフに、板ガラスを融合させる技法で網目のような立体を制作しています。
 2人の作品が茅葺の空間を彩る展示会「糸とガラスふたつの視点」は10月17日日曜日まで開催されています。

南丹市立小・中学校 2学期始業式 変化を受け止め 知恵を出し合い 前向きに

 8月30日、南丹市立の小中学校の2学期の始業式が行われました。
 胡麻郷小学校では、5・6年生は体育館で、1年生から4年生は、各教室のリモートで、分散して実施されました。
 坂瀬一哉校長は、「手洗いうがいなど、新たな生活様式の徹底と、新型コロナウィルスの影響により、行事の中止や延期などの事態が想定されるが、変化を受け止め、前向きに取り組む心構え。」を伝えました。また、「2学期の始まりを節目として、目標を立てることの大切さ」を語り、児童たちは熱心に聞いていました。
 また、夏休み中に取り組んだ、パラリンピック採火式について、発表や、南丹市陸上選手権大会の上位入賞者の表彰がありました。
 それぞれが夏休みに取り組んだ出来事を讃え合い、すがすがしい気持ちで、2学期がスタートしました。

園部町天引区 松明上げ

8月22日、園部町天引区で松明上げが行われました。

松明上げは、先祖の霊を送る「送り火」の伝統行事で、天引では一度途絶えていたものを8年前に復活して以来、毎年行われています。この日はシンボルである薬師堂もライトアップされるため、日中から周辺の草刈りなども行い、準備が進められました。

とっぷりと日が暮れた午後7時30分、薬師堂の参道に掲げられた松明の点火が始まりました。

昔は、それぞれの家の前に1本ずつと山に3か所ほど松明が上げられていたそうですが、現在では、天引区の7つの組を表す7本の松明を掲げています。

雨が降る中、区民らは勢いよく燃え盛る松明を眺め、疫病退散と地域の繁栄を願いました。

園部幼稚園お楽しみ会 2学期に期待ふくらませ

 8月26日、園部幼稚園で恒例のお楽しみ会が行われました。
 夏休み中の登園日として、また9月1日から始まる2学期を元気に迎えられるようにと毎年開かれています。
 久しぶりに顔を合わせた3歳児22人は、元気に挨拶を交わし、早速各教室に用意されたゲームコーナーを楽しみました。
的あてやスーパーボールすくい、制作コーナーで好きなお面やベルトを作ったり、マットや滑り台などの運動遊びで体を動かしたりと、存分に楽しみました。
 友達同士、助け合ったり、声を掛け合ったり、できることが増えた3歳児。2学期が始まる日を楽しみにしていました。

城南保育所 3歳児 夏のお祭り“縁日ごっこ”を楽しむ

 8月26日、園部町の城南保育所で、縁日ごっこが開かれました。
 毎年、子ども達が楽しみにしている催しで、今年はコロナ禍の中でも密にならないよう、クラスごとに時間を分けて行われました。
 この日は、3歳児の19人が遊戯室に設けられたゲームコーナーで楽しみました。的をめがけて一生懸命ボールを投げたり、輪投げをしたり、魚釣りのコーナーでは、色とりどりの魚を釣り上げ、笑顔がこぼれました。
 また、特設お化け屋敷のコーナーでは、怖がりながらも、友達と一緒に勇気を出して進みました。子ども達は、夏のお祭り気分を存分に楽しみました。

美山町自然文化村河鹿荘新館竣工式 幅広いニーズに対応

 8月24日、美山町自然文化村「河鹿荘」の新館が完成し、南丹市や地域代表、指定管理者である美山ふるさと株式会社の職員らが集まり竣工を祝いました。
 式で西村市長は「かやぶきの里など観光振興のひとつの拠点となるよう繁栄を願う。」と挨拶がありました。
 河鹿荘は、1989年に開業し、観光を目的に多くの交流人口を受け入れるために建設されました。
 今回、完成した新館は、時代と共に観光のスタイルやニーズが変わってきている中、対応できるよう建築されました。
修学旅行生や団体を受け入れられるよう新しい駐車場は、大型バスの乗り入れができ、レストランでは156人が食事を楽しめます。
 また、高齢者向けに段差のないトイレやベッドの高さも起き上がりやすく、工夫されています。
 更にインバウンド向けに多くの荷物が運びやすいエレベーターを完備。英語でアナウンスもされます。
 鉄骨造りの2階建てで延べ床面積1053平方メートル。専用の浄水場も準備し総事業費7億2400万円。9月1日より旅行サイトなどから予約が可能となっています。

令和3年度南丹市教職員夏季研修大会

 南丹市立の学校、園の実践的指導力・学校力の向上を目指そうと、8月24日、令和3年度の教職員夏季研修大会が開かれました。

 木村教育長はこれまでのコロナ禍での各学校の取り組みに感謝を述べ「今後、校外学習や修学旅行が実現できる工夫や休校となった場合のオンライン授業など、学校が一丸となって取り組みを進めてほしい」と挨拶しました。

 今回の研修は、一人でも多くの教職員が参加でき、密にならない形式をと、参加したおよそ300人をオンラインで結ぶという初めての試みで行われ、はじめに南丹教育局から、新学習指導要領下での学習評価について講演がありました。

 また文部科学省文教施設企画調整官の廣田貢さんを講師に、コミュニティスクールの意義や学校と地域の協働の必要性などについて考えました。グループディスカッションで先生らが日々抱えている思いを共有したり、アドバイザーとなる先生や講師の廣田さんから意見をもらい、「子どもたちをみんなで見守る」という価値観を共有し合いました。

日吉町中世木 牧山の松明

日吉町中世木の牧山で、松明行事が行われました。

 毎年8月24日の盂蘭盆の行事とされる牧山の松明は京都府の無形民俗文化財にも登録されています。

 今年は、コロナ禍で行事の一部を中止、参加者も関係者に限るなど規模を縮小して行われました。

 午後6時30分頃、観音堂にある灯明から種火を分け、添松明、そしておよそ4メートルの大松明に点火されます。

 近年は少子高齢化により、行事の存続が難しくなりましたが、近隣集落や今年は地元の明治国際医療大学の学生と教員の協力もあり、伝統ある牧山の松明が無事に執り行うことができました。

園部町天引 水辺の生き物調査 たくさんの生き物発見

 8月21日、園部町天引で第7回水辺の生き物調査が行われ、南丹市内外の親子連れや地元住民らが参加しました。
 この生き物調査は、天引農地と水保全活動組織が主催し開かれたもので、地域に残る豊かな自然環境の保全に取り組もうと行われています。
 調査は、天引区内の水路を中心に実施されました。水路を流れる水は、園部川や周辺の谷川からのものであり、豊富な生き物が生息しています。
 参加者は、NPO法人亀岡人と自然のネットワークのメンバーから指導を受けながら水路に生息する生き物を捕獲しました。
 カワムツやドンコなどの魚類はもちろん、準絶滅危惧種のマツカサガイといった貴重な生き物を見つけることができました。

臨時 南丹市校園長会議 2学期 共通認識を持ち徹底した感染対策を

 8月20日、アスエルそのべで臨時南丹市校園長会議が開かれ、幼稚園・小学校・中学校の園長・校長が出席しました。
 緊急事態宣言下で始まる2学期を前に、学校の対応について周知する目的で開かれました。
 木村義二教育長は「感染力が桁違いに強いデルタ株が流行していることをしっかりと認識し、教職員が一致団結して2学期をスタートしてほしい。」と述べました。
 新たな感染防止対策は、子どもの間隔はこれまで以上に空けること、感染リスクの高い教育活動の見直し、万が一、休校となった場合に備え、オンライン授業ができるように準備を進めることなどです。
 また、9月末から順次予定されている各校の修学旅行については、状況を見極めながら実施する方向で進められます。さらに修学旅行に向けて12歳から15歳の子ども達にワクチンが接種できることを保護者に十分知らせることや、ワクチン接種で差別が起きないよう、人権的な配慮を徹底することなどを確認しました。

園部中学校吹奏楽部 京都府吹奏楽コンクールで金賞受賞!

 京都府吹奏楽コンクールで金賞を受賞した園部中学校吹奏楽部の、受賞報告会が、8月20日、園部中学校で行われました。
 福西茂樹校長は「コロナ禍で昨年コンクール出場を果たせなかった先輩たちの思いを背負い、つながり合う力を信じて立派に演奏してくれた」と報告がありました。
 京都府吹奏楽コンクールは、昨年コロナ禍で中止、今年は8月4日に京都コンサートホールで、無観客での開催となり、生徒たちは音楽を奏でられる喜びをかみしめながら精一杯演奏、3大会連続の金賞受賞となりました。
 木村義二教育長からは「音楽への喜びが伝わる演奏で感動した。金賞受賞の感激を一生の宝として今後も頑張ってほしい」とお祝いの言葉が送られました。

市民参加と協働の推進委員会 まちづくり活動交付金の申請事業について審査

 8月18日、南丹市役所で、市民参加と協働の推進委員会が行われました。今回は、令和3年度の南丹市まちづくり活動交付金に申請された事業について、審査しました。
 審査の前に、役員の選出があり、委員長に、八木町で市民活動に取り組む秋田裕子さん、副委員長に美山町在住の古北真理さんが選ばれました。
 まちづくり活動交付金は、地域活動の担い手不足の解消や歴史・文化の継承、地域資源の活用など、公共的な課題を解決するための活動や市民団体を応援する制度です。
 事業が実現できるかや、地域の状況に応じた課題を解決する創造性など、6つの項目で審査されました。
 委員からは、「交付金制度が終了したあとにも、継続できる事業にしていくために、取り組み方を深く考えてほしい」などの意見が出されました。

摩氣神社湯立祭

 8月18日、園部町竹井の摩氣神社で湯立祭が行われました。
 湯立祭は、無病息災や五穀豊穣を祈願する伝統の神事で、摩氣神社の総代と敬神婦人会の女性たちが参加しました。
 宮司により祝詞が上げられたあと、4つに束ねた、合わせて100本の笹の葉を、釜で沸かしたたっぷりの湯の中にくぐらせます。
宮司が笹を振りかざしてお祓いをし、参加者はその湯しぶきを浴びました。この湯を浴びることで、心身が清められ、1年間を健やかに過ごすことができると言われています。 
最後にお神酒と神饌が振舞われ、参加者は穏やかな気持ちで地域の安寧を祈りました。

8月の図書室のつどい

 8月17日、南丹市立図書館 八木図書室で、8月の図書室のつどいが開かれました。
本に親しむ機会をと毎月開かれている催しで、今月は絵本の読み聞かせと工作を楽しみました。
 絵本は、世界中の美味しいパンを探し求めるパンどろぼうの話や、メリーゴーランドの子馬が出てくる話など3冊が読まれ、子ども達は物語の世界を楽しみました。
 続いて、絵本にも出てきたメリーゴーランドづくりを楽しみました。夏休み中の子ども達の、自由工作にもなるように、身近にあるもので工夫を凝らした、くるくると回るメリーゴーランドを作りました。丸い空き箱とストローを組み立て、きらきら光るスパンコールなどで飾りつけて、かわいらしい作品が完成しました。

南丹市立文化博物館 鉄道と観光 地域をむすぶ交通

 8月14日から、南丹市立文化博物館で、夏季企画展「鉄道と観光―地域をむすぶ交通―」が始まりました。
 今年4月からJR八木駅の新駅舎が供用開始したことを機会に、鉄道の開通が町の発展に影響を与えてきた歴史を振り返ろうと企画された展示会です。
 昭和9年から使用されていた旧八木駅舎の一部や、鉄道の開通を見据えて形成された商店街の各店舗の広告など、懐かしさを感じる歴史資料が展示されています。
 京都駅から園部駅に開通した京都鉄道から現在までの変遷が紹介され、園部公園やるり渓などの観光客をよびこむために作られた資料、駅弁の鮎寿司などから、鉄道と観光が強く結び付いていたことが窺えます。
 鉄道が、身近な交通機関として、人々の暮らしの発展に関わってきたことを感じられる展示会は、9月26日まで開かれています。

南丹市採火式

 8月12日、園部高校前で、東京2020パラリンピック南丹市採火式が行われました。
 この日午前中には、南丹市内7つの小学校と丹波支援学校で、児童たちにより火おこしの取り組みが行われました。採火式は、会場に集まった8つの種火を一つにし、南丹市の「希望の火」として灯そうというものです。
  南丹市スポーツ協会や身体障がい者福祉会、スポーツ少年団、丹波支援学校、園部高校の代表者と子どもたちの手によって、小さな火がかがり火となり、会場に集まった保護者や学校の先生らを照らしました。
 ランタンに移され、西村市長によって高く掲げられた希望の火。「希望の火」は、8月16日に行われる京都府の聖火フェスティバルに届けられたあと、東京へと向かいます。

京都大学芦生研究林100周年記念 未来へつなぐ 写真展 講演会

 8月12日、美山町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、京都大学芦生研究林100周年記念「未来へつなぐ 写真展 講演会」が開かれました。
 写真展では、芦生研究林 技術職員 岸本泰典さん、芦生もりびと協会認定ガイドの広瀬慎也さんらの写真が展示され、芦生研究林、京都丹波高原国定公園が見せる四季折々の魅力ある姿を捉えた作品が並びました。
 また、午後には、「未来へつなぐ芦生研究林」と題して、京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 林長 准教授 石原正恵さんが講演を行いました。
 講演会では、芦生研究林100年の歴史や、シカの食害に対する取り組みやその成果の紹介があり、石原さんは「科学的な方法には限界がある。芦生の森を守るためには、みなさんの力が必要。未来の世代のために色々な生き物がいて、人がともに学びあう場として芦生の森をみなさんと守っていきたい。」と話しました。

令和3年度第2回南丹市地域創生会議

 8月11日、南丹市役所で令和3年度第2回南丹市地域創生会議が行われました。
 南丹市では、「しごとをつくり、そこで働くひとをふやす」、「南丹市への新しい人の流れをつくる」、「結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえる」、「誰もが安心して暮らし、活躍できる地域をつくる」という4つの基本目標を掲げ、地方創生の取り組みを推進しています。
 今回、令和2年度に実施された40の事業に対する評価が行われ、委員から事業担当課へのヒアリングで、事業の有効性の確認、コロナ禍におけるこれからの観光について意見を求める質問などがありました。
 確定した事業評価は公開され、今後の地方創生の取り組みに活かされます。

丹波の文人遺作展 丹波ゆかりの作品並ぶ

 8月10日から18日まで、園部文化会館「アスエルそのべ」で丹波史談会が主催する「丹波の文人遺作展」が開催されました。
 この作品展は、素晴らしい書や絵画などを手がけた丹波の文人を知ってもらいたいとの思いで開かれており、丹波にゆかりのある文人の書画20点余りが展示されています。八木町氷所出身の人見少華や、亀岡市出身で円山派の祖である円山応挙などの作品が展示され、作品の一つ一つに、丹波史談会会員が作成した作者の生い立ちなど注釈が添えられています。
 特別出品としては、同志社英学校、のちの同志社大学の創立者 新島襄の扁額なども合わせて展示されています。
 また、園部町在住の書家 黒木雅子さんが書いた、大正時代の教育者 片山敬太郎の園部公園秀詠10編も展示されています。
 訪れた人は丹波の文人の作品に触れる良い機会となりました。

西本梅地域振興会夏休み自然観察会

 8月9日、園部町南八田のあかまつの丘西本梅で、夏休み自然観察会が開かれ、南丹市や亀岡市などから親子26人が集いました。
 身近な水辺の生き物を知ってほしいと西本梅地域振興会が企画。西本梅地域に生息するオオサンショウウオについて学ぼうと、NPO法人亀岡人と自然のネットワーク理事の仲田丞治さんを招き、クイズを交えて楽しく話を聞きました。 日本の特別天然記念物であるオオサンショウウオ。南丹市では時折、水路に迷い込んだオオサンショウウオが発見されることがあり、保護して川の本流に返しています。地域の人が大切にしている生き物について知る貴重な機会となりました。

京都府立丹波自然運動公園天体望遠鏡づくり

 8月7日、京都府立丹波自然運動公園で、天体望遠鏡づくりが行われました。

 天体望遠鏡は、天文学の進歩に大きく貢献したものであり、天体観測を楽しむためには欠かせない道具です。今回は、専用のキットを使用し作ります。

 筒状になったパーツにテープを貼り付け、接着面の太さを調整。抜け落ちたりしないよう木工用ボンドで接着し組み立てます。

 最後に心臓部であるレンズを装着し、ファインダーを取り付ければ完成。参加した子どもたちは、完成した天体望遠鏡をうれしそうに覗き込んでいました。

日吉町郷土資料館 夏季企画展 命の尊さを語り継ぐ「戦争」展

 日吉町郷土資料館では、現在、「戦争」をテーマにした夏季企画展が開催されています。
 戦争にまつわる収蔵資料を展示し、戦争の悲惨さや命の尊さを語り継ぐ目的で毎年開いているもので、戦時中の写真や手紙、招集令状などの資料、陸軍海軍の軍服など、さまざまな戦争資料合わせて143点が展示されています。
 今回、昭和13年から、国策として実施された「満蒙開拓青少年義勇軍」について、日吉町から実際に満州に渡った方や遺族からの聞き取り調査も行われました。
 満蒙開拓青少年義勇軍は、14歳から19歳までの青少年を、満州、今の中国東北部に開拓民として送るもので、当時、日吉町から15人の若者が渡航しています。
 戦時下の子ども達たちの置かれた状況や、多くの若者を戦地へと送り出した人々の暮らしを、伺い知る事のできる「戦争展」。会期は、9月12日日曜日までです。

南丹瓢丹愛丹会夏休み子どもひょうたん作り体験

 8月5日、園部町木崎町児童老人会館で、夏休みの体験イベントとして、「世界にひとつだけのヒョウタン」が行われました。

 主催したのは、ヒョウタンを使った地域活性化に取り組む団体、「南丹・瓢丹・愛丹会」で、木崎町子供会に声をかけ、小学1年生から6年生まで、23人が参加しました。

 塗料で色付けするマーブル柄や、きらめくホログラムを張り付けたり、千枚通しで穴をあけるランプシェードなど思い思いの作品作りを楽しんでいました。参加者は、完成した作品を眺め、どこに飾ろうかと嬉しそうに話していました。

 南丹・瓢丹・愛丹会では、ヒョウタンを通じて、地域のつながりを増やしていきたいと話しています。

草刈りを通じた地域と学生の協働まちづくりプロジェクト

8月4日、日吉町中世木牧山の普門院周辺の草刈りが行われました。

 この取り組みは、毎年8月24日に実施される伝統行事、牧山の松明にむけて境内を美しくしようというもので、南丹市の学校提案型まちづくり活動交付金事業の一環で行われました。

この日は、明治国際医療大学救急救命学科の学生と教員7人が、日吉町中世木の住民から、草刈り機の使い方を習い、作業にあたりました。

現在牧山地域の住民は4人と過疎が進んでおり、若い学生が訪れてくれることをとても喜んでいました。

今後、大学の専門性を活かした熱中症対策講座の開催や、牧山の松明行事の見学などが予定されており、地域と学生の交流は続いていきます。

園部中学校軟式野球部 近畿大会出場

 園部中学校軟式野球部が、近畿大会への切符を手にし、8月3日、南丹市役所で壮行会が行われました。
 園部中学校軟式野球部は、先の口丹大会で4年ぶりの優勝、京都府大会で強豪校相手に準優勝しました。福西茂樹校長は「小柄なチームではあるが日ごろの努力の積み重ねと全員野球で勝ち抜いた」と報告があり、選手一人ひとりが紹介されました。
 主将の山田奏心さんが「力を尽くし、良い結果を報告できるようがんばりたい」と決意を述べました。
 西村良平市長は「自分のベストが尽くせたと思える、自分の心に勝つ試合にしてほしい」、また木村義二教育長は「コロナ禍の中、グラウンドが使えることへの感謝の言葉もいただいた。これまでの努力と勝った時の感動、感謝を胸に頑張ってほしい」と激励しました。
 近畿中学校総合体育大会での1回戦は、8月6日、兵庫県2位の洲本市立五色中学校と対戦します。

生身天満宮 弁天祭り 芸能と女性の守護神 弁天さん賑わう

 8月1日、園部町美園町の生身天満宮で、弁天祭りが営まれ、氏子や親子連れなどで賑わいました。 
 拝殿の前には、星笹と名付けられた五色の短冊が飾られ、コロナの収束や家族が健康で過ごすことができるようになど、感謝と祈りの言葉が書き込まれていました。
 弁天祭りは、境内にある摂社、弁天さんこと厳島神社の祭りです。芸能や女性を守る神として崇められており、特に女性がお参りすると美人になるご利益があると伝わります。
 神事では、この日特別に生演奏でひちりきが披露され、優雅な雅楽の調べが境内に響き渡りました。

京都聖カタリナ高 オープンキャンパス 普通科アドバンスコースの新設

 8月1日、京都聖カタリナ高校で、オープンキャンパスが行われました。
 今回が今年1回目のオープンキャンパスで、京都市などから進路を考える多くの中学生と保護者が訪れました。
 京都聖カタリナ高校では、5年制の看護科と、普通科に「子ども保育系」「健康スポーツ系」「調理・パティシエ系」「どうぶつ系」「PCクリエイティブ系」などの5つのコースがある他、来年度新たに4年制私立大学や医療関係の専門学校へ進学を目指す「アドバンスコース」が設置されます。
 体験会では、それぞれのコースで学習内容を感じる事の出来るプログラムが用意されました。
 先生や先輩から優しく教えてもらった参加者からは笑顔が見られ、学校の雰囲気を肌で感じ取った様子でした。
 京都聖カタリナ高校では、秋にもオープンキャンパスを予定しています。