胡麻郷小学校 金管引継ぎ式 伝統の取組 活動率いた6年生最後の演奏

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 11月30日、胡麻郷小学校で、「金管引継ぎ式」が行われました。
 胡麻郷小学校では、毎年5年生と6年生全員で金管バンドの活動を行っており、今年で31年になります。4月から練習を重ねており、地域の祭りやイベントなどで演奏しています。
 この日は、活動を引っ張ってきた6年生が、共に頑張ってきた5年生と一緒に最後の演奏に臨みました。
 演奏の後、リーダーを5年生へと引き継ぐセレモニーが行われました。
 6年生から5年生へメッセージが送られ、一生懸命ついてきてくれたことへの感謝や、ひたむきに取り組む姿勢への尊敬、今後の活動を引っ張っていく事へのエールなどの想いを述べました。
 子ども達の自信や連帯感、地域との絆やものを大切にする心を育てたいと行われる伝統の取組は、次の学年へとバトンが引き継がれました。

南丹市文化協会作品展 日ごろの取組の成果 力作ずらり

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 遊youひよしでは、「南丹市文化協会『作品展』」が開催されています。
 協会の登録団体などが、日ごろの取組の成果を発表する場として行われていて、今回は絵画、絵手紙、俳句、写真、書道が展示されています。
 また、協会特別展示として、スポーツと文化のコラボレーションと題し、「京都丹波トライアスロン大会」の躍動感あふれる写真作品と、園部町文化協会設立時より功績のある河原 信之さんの生前最後の作品である、スクラッチアートで描かれた伊藤 若沖、葛飾北斎の作品や鳥獣戯画が展示されています。
 この展示会は、12月15日まで開かれています。

園部中学校 五輪・パラ推進事業 バレー元日本代表 大村加奈子さん来校

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 11月29日、園部中学校で、アテネ・北京オリンピックの2大会で女子バレーボール日本代表を務めた大村 加奈子さんの講演会が開かれました。
 この講演会は、来年に控える東京オリンピック・パラリンピックに向けて機運を高めるために全国で行われている事業の一環で、園部中学校の生徒と園部小学校の6年生、保護者らが参加しました。
 事前に生徒から募った大村さんへの質問を元に、生徒達が質問する形で、「バレーボールをやめたいと思った事は?」「緊張した中で実力を発揮するには?」などの質問に、大村さんは自身の経験からアドバイスも交えて答え、最後には、「『無理です』という事は自分の可能性を狭めてしまう。限界を自分で決めてしまわず、何でも挑戦してください。自分が全力で取り組んだ先に、本当の限界があります。」とエールを送りました。
 また、バレーボール部が参加して、実技指導を受けました。
 基本の練習に続いて、レシーブやブロックの指導を直接受け、部員たちは送られたアドバイスを聞き、熱心に練習に取り組みました。

南丹市あいさつ運動啓発標語表彰式 「つなげよう 笑顔であいさつ 心の輪」

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 11月27日、園部小学校で、南丹市あいさつ運動啓発標語の表彰式が行われました。
 南丹市青少年育成協会では、家庭や地域、学校、職場で明るい挨拶の声が響く「南丹市あいさつ運動キャンペーン」を毎年11月に行っています。それに伴い、6年生を対象にあいさつに関わる標語を募集し、129作品の中から最優秀賞1点、優秀賞5点が選ばれました。
 園部小学校では、最優秀賞に、秦 伊織さんの「つなげよう 笑顔であいさつ 心の輪」が入賞。優秀賞には小寺篤典さん、田村拓巳さんが入賞し、南丹市青少年育成協会の岡島賢峰会長から賞状が手渡されました。
 標語はポケットティッシュやのぼりに掲載され、あいさつの大切さをPRします。

南丹市議会12月定例会 補正予算など32議案を提案

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 11月26日、南丹市議会12月定例会が開会しました。
 西村市長から、条例関係9件、公の施設の指定管理者の指定16件、補正関係7件について提案理由の説明がありました。
 歳入歳出2億261万1千円を追加する主な補正は、総務費で名誉市民の表彰に係る市民表彰費、民生費では、園部小学校の敷地内に小学生を対象とした居場所づくりを目的とする施設の建設費、合せて1億8千534万6千万円を計上しました。また、8月に開催された小・中学生と市長との語らいの場で提案のあった、エコバッグ制作費や美山診療所の運営支援などに2千379万4千円が盛り込まれました。
 条例関連では、9月定例会で議案提案の撤回をした南丹市生涯学習施設条例について、施設使用料を再考し見直した内容で、改めて提案されました。
 今議会の会期は、12月20日までの25日間で12月3日から議員一般質問が行われます。

園部第二小学校6年 調理実習 みんなで協力 楽しくおいしく

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 園部第二小学校の6年生は、自分の弁当を自分で作る「弁当の日」の取り組みに挑戦しています。
 11月26日には、みんなで協力して楽しくおいしい料理を作ろうを目当てに、調理実習に取り組み、班ごとに4品を作りました。
 食生活改善推進員から料理の手順やコツを教わりながら、キャベツと厚揚げの味噌炒め、野菜のベーコン巻など身近な食材を使った料理に取り組み、1年生が育てたさつまいもも使いました。
 今回の料理は、「弁当の日」のメニュー作りの参考になるように彩りや栄養バランスも考えられています。出来上がった料理は、弁当箱にきれいに詰めて完成。みんなでおいしくいただきました。

あじさい園まつり 日頃の感謝の気持ちを込めて

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 障害者の生活介護や就労継続支援を行う、八木町のあじさい園で、11月24日、あじさい園まつりが開催されました。
 地域の人たちと利用者との交流や日頃の感謝の気持ちを込めて行われたもので、大人も子どもも楽しめるゲームや体験コーナー、ステージショーでは、音楽ライブやジャグリングのパフォーマンスが披露され、大いに盛り上がりました。
 また、南丹市内の事業所や加工グループなどからの出店があり、焼きそばや新鮮野菜、天然酵母のパンなどが販売され、来場者は交流を楽しみながら楽しい一日を過ごしました。

殿田いなか祭り 手づくりの祭りで絆を深める

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 11月24日、日吉町の殿田とーくほーる・交流センターで、殿田いなか祭りが開催されました。
 子どもたちの元気な「わっしょい」の掛け声とともに、子ども神輿が地域を練り歩き、祭りを盛り上げます。
 殿田いなか祭りは、自然豊かな地域の良さを見つめ直し、親睦や連帯、活性化を図ることを目的に平成4年から始められ、今回で28回目を数えます。
 会場では、つきたての納豆餅やうどん、たこ焼きなどの屋台が軒を連ね、また館内では盆栽や手芸品などが展示され、世代を超えて親睦を深めました。
 地域住民が栽培した野菜の品評会には、白菜や大根、カブといった旬の野菜、かんきつ類や果物など45点が並び、南丹市農業委員会長賞は、中安 鼎さんが受賞しました。
 出品された野菜の即売会には、多くの人が列をつくりました。

農芸高校 生徒たちの農力が輝く 農芸祭

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 11月23日、農芸高校で、農芸祭が開かれ、市内外から大勢の人々が訪れました。
 農芸祭は、普段の学習の成果を発表する場として、生徒たちが育てた農場生産物の販売などが行い、毎年人気があります。
 丹精込めて育てた大根やブロッコリーなど冬野菜の販売コーナーでは長い列ができ、花の苗や人気のシクラメンなど買い求める人々で賑わいました。
 また、造園のコーナーでは生徒たちが制作した坪庭コンテストが開かれ、牛舎では、こどもたちが乳牛とふれあい大喜び。高校生が訪れた人々を熱心におもてなしをする姿がありました。

南丹市サロン交流会 サロン活動をもっと楽しく 情報交換

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 11月22日、南丹市国際交流会館で、サロン交流会が開かれました。
 市内各地域では、住民たちが顔を合わせ交流する場として、サロン活動が行われています。体操やゲーム、カフェや手芸など様々な工夫を凝らして楽しく活動をしていますが、他の地域ではどんなことをしているのか参考にしたいとの声があり、情報交換の場として南丹市社会福祉協議会が企画したものです。
 まずはじめに、健康をテーマに学習会があり、日常生活で普段から気を付けたいこと、介護予防について、園部病院の理学療法士 細川竜馬さんより話を聞きました。全身の筋力の目安となる握力を測定したり、片足立ちに挑戦し、自分の体がどうなっているか把握することの大切さなどを学びました。
 そのあと参加者同士、会話に花を咲かせ、自身のサロンを紹介しながら楽しいひと時を過ごしました。

美山育成苑 赤ずきん公演 紙芝居と歌・手遊びで盛り上がる

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 11月22日、美山町小渕の障がい者支援施設「美山育成苑」で、おはなしボランティア赤ずきんによる紙芝居の公演がありました。
 美山育成苑では、地域に施設の事を知ってもらおうと、イベントや様々なグループを招いての公演を行っており、今回は初めて赤ずきんが施設を訪れました。
 紙芝居は2つの作品を上演し、物語だけでなく歌や手遊びも交えた公演を、施設利用者は楽しみました。
 美山育成苑では、今後も様々な団体や地域住民と交流の場を持ち、施設への理解を深めてもらえるよう取り組んでいきます。

南丹市老人クラブ連合会 公式ワナゲ交流大会 輪投げで交流 誰でも気軽に

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 11月21日、日吉総合運動広場ユースホールで、南丹市老人クラブ連合会の第1回公式ワナゲ交流大会が開かれました。
 公式ワナゲは、誰でも無理なく参加できるように考えられた競技で、9本の輪を投げ、輪が入った数字が得点となります。タテ・ヨコ・ナナメが揃うと30点、全て入ると300点となるため、高得点を狙って投げることで頭の体操にもなります。
 園部・八木・日吉・美山の老人クラブ連合会の会員およそ90人が集い、和やかに競い合い、交流を深めました。 
結果、優勝は日吉町の湯浅 照子さん、第2位は八木町の川勝 優さん、第3位は八木町の井上多恵子さんでした。

さくら楽習館コーラス部主催「秋にうたう」 歌を楽しみ 秋を感じて

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 11月20日、八木公民館で、さくら楽習館コーラス部が主催する演奏会が開かれ、120人余りが参加しました。
 南丹市教育委員会主催の生涯学習講座「さくら楽習館」で歌を楽しむコーラス部と、長岡京市や宇治市を中心に活動する「アンサンブル・ヴォイス・オブ・キョート」のメンバーが、美しいハーモニーを響かせました。
 また「もみじ」や「里の秋」など秋の歌を中心に、会場みんなで歌い、歌の好きな者同士が和やかに交流を深めました。
 ゲストには、CM曲やアーティストへの楽曲提供など幅広く活躍するアコースティック・インストゥルメンタル・デュオ「ジュスカ・グランペール」が招かれ、秋の昼下がり、参加者らは透き通るヴァイオリンとギターの調べに酔いしれました。

川辺振興会 防災無線体験会 「もしも」の時に備えよう

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 11月19日、園部町のおいで―なかわべで、防災無線体験会が行われました。
 地域では、昨年の台風被害などを受け、防災無線を有効活用したいが、その使い方に不安の声があったことから、川辺振興会地域ネットワーク委員会が主催して行ったものです。
 南丹市危機管理対策室の職員が講師となり、各区に備えられている地区遠隔制御装置の運用について説明がありました。また、放送を行う手順についても説明を受け、地域へのテスト放送を行いました。
 参加者からは、他の地域での運用例についても質問があり、災害時だけでなく、普段から使い慣れておくことの重要性を感じていました。

南丹高校工学系列 企業実習 地域一体での工業系人材育成

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 南丹高校テクニカル工学系列では、地域一体となった工業系人材の育成のため、インターンシップを取り入れています。連携する地域の15の事業所で、9月から11月にかけて2年生が参加しています。
 園部町の京都新光悦村にある株式会社クリスタル光学京都工場では、今年初めて1人の生徒を受け入れ、社員の指導のもと、表面を滑らかにする研削という作業や、精密な測定を体験しました。
 航空宇宙産業や先端科学にも製品を送り出す工場で、生徒は1000分の1ミリメートル単位での高精度なものづくりを体験しました。

胡麻郷小学校 校内マラソン大会 声援受けて 精一杯走りぬく

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 11月19日、胡麻郷小学校で、全校児童が参加する、恒例の校内マラソン大会が行われました。
 心肺機能を高めることや粘り強く走りぬく力を育てることを目的に毎年行われ、1・2年生は1.5キロメートル、3・4年生は2キロメートル、5・6年生は3キロメートルを走りました。
 学校周辺の沿道で、大勢の保護者や地域住民らの声援を受け、子ども達は最後まで精一杯走り切りました。

森の京都・京都丹波EXPO まもなく完成!京都スタジアム

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 11月17日、JR亀岡駅北口に隣接する京都スタジアムの完成を控え、プレイベント「森の京都・京都丹波EXPO」が開かれました。
 京都府が整備を進める京都スタジアムは、年明け1月上旬に完成予定で、現在急ピッチで工事が進められています。続々と訪れた見学者は、早く完成したスタジアムを見たいと期待に胸を膨らませていました。
 また、保津川河川敷グラウンドのメイン会場では、南丹市・亀岡市・京丹波町の観光PRブースやおいしい食べ物の屋台がずらりと並びました。ステージでは、よさこいやキッズダンス、京都丹波のゆるキャラが大集合するなど、京都スタジアムの完成に向けて地域を盛り上げるイベントは、大いに賑わいました。

ふる里ファーム五ヶ荘 地域の憩いの場 10周年記念市

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 日吉町四ツ谷で開かれている朝市、ふる里ファーム五ヶ荘の10周年記念市が、11月17日行われました。日吉町佐々江と四ツ谷地区では、旧五ヶ荘小学校の跡地利用と地域の活性化について考え、2009年10月にふる里ファーム五ヶ荘をオープンしました。10年間で新鮮野菜やお米の直売所として、地域外からも多くの人が訪れるようになり、地元の高齢者の交流の場にもなっています。
 この日は、地域の女性たち手作りのぜんざいや、地域と交流のある、立命館大学の学生によるコーヒーの振る舞いもありました。今後もふる里ファーム五ヶ荘は毎週日曜日に行われ、次回は、11月24日日曜日です。

「明るくやさしい地域づくり」地域連携研修大会 人の立ち直り、見守る心の大切さ

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 11月17日、南丹市国際交流会館で、「明るく、やさしい地域づくり」地域連携研修大会が行われました。
 非行や犯罪を犯した人の立ち直りや見守る社会を推進する、南丹地区保護司会や南丹地区更生保護女性会など、8団体が連携して連絡協議会を発足し、今回初めて研修大会を開催しました。
 大会では、南丹市・京丹波町の児童、生徒による「社会を明るくする運動」の作品発表がありました。南丹市からは、殿田小学校6年の吉田あいみさんと美山中学校3年の田中都奈美さんが作文を、また美山小学校6年の安井菜奈子さん、八木中学校1年の中川直和さんが標語を発表。実体験を交え、地域社会について訴えた作品の数々に、参加者は熱心に聞き入りました。

平屋振興会 ものづくり講座 丹波栗の渋皮煮を作ろう

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 11月16日、美山町安掛の南丹市保健福祉センターで平屋振興会が主催する、ものづくり講座 渋皮煮作りが行われ、市内外からおよそ20人が参加しました。
 渋皮煮は硬い表皮の鬼皮を剥くと出てくる繊維状の皮、渋皮を生かした栗スイーツです。
 参加者は、専用の皮剥き器や包丁を使い、鬼皮を剥きます。その後、渋みとアクを抜くため、重曹を入れた水でそれらを煮沸します。 
 煮る回数が多く、手間と時間のかかる料理ですが、栗の風味をしっかりと感じられるのが特徴です。
 また、調理の合間には、美味しい栗の見分け方の話を聞いたり、栗8つの品種を使った、食味試験を行ったりと、参加者は丹波栗を満喫した1日となりました。

女性の館文化祭 きさらぎフェアー 力作がずらり 手づくりの魅力を感じる

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 11月16日、南丹市国際交流会館で、女性の館文化祭と南丹市女性会きさらぎフェア―が開催されました。
 女性の館や女性会のサークル活動で製作した、フラワーアレンジメントやさをり織り、山野草の寄せ植えやクレイアートなどの作品が会場いっぱいに展示され、来場者は、和やかに会話を交わしながら、心のこもった力作に感嘆の声を上げていました。
 ファッションショーでは、タンスに眠っていた留袖や訪問着などの着物をリフォームした作品や色とりどりの糸で、ブラウスやワンピース・コートなどを織り上げたさおり織りの作品を一同に披露。素敵に生まれ変わった作品と、モデルを務める女性たちに会場から大きな拍手が送られ、大いに盛り上がりました。

京都スマート農業祭2019 最先端技術にふれ 農業の新たな可能性を探る

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 11月15日と16日、亀岡市の農林水産技術センターで、京都スマート農業祭が行われ、およそ2500人が来場しました。農林水産業の向上を目的に、京都府と一般社団法人京都府農業会議が主催したものです。
 講演では、農業従事者の高齢化に伴い、問題となっている作業負荷の軽減と、生産性の向上を叶えるロボットを活用した技術、スマート農業の亀岡市での事例発表がありました。
 またドローンや自動運転のトラクター、リモコン式草刈り機の実演もありました。正確にまっすぐ進むことができ、効率的に、農業に取り組むことができる技術の数々に、見入っていました。
 大学や各企業ブースでは、南丹市から、農薬散布機やドローン技術の会社、UNIXIAが出展しました。参加者は最先端の技術に触れ、農業の新たな可能性を探っていました。

美山かやぶき美術館 光藤 佐 作陶展 陶芸一筋に 尽きぬ探求心

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 美山かやぶき美術館で光藤 佐(みつふじ たすく)作陶展が開かれています。
 光藤さんは、兵庫県但馬の静かな里山に穴窯を構える陶芸家です。作品は「料理のじゃまをせず、あくまで引き立て役に徹したもの」で、粉引や刷毛目など多岐に渡る技法を駆使して、自由な作品作りを行っています。
 今回は、8年ぶり2回目の展示会で、墨彩画も取り入れた近年の作品ら115点が展示されています。深みのある表情に、思わず手に取ってみたくなる器の数々。光藤 佐作陶展の会期は、12月1日(日)までです。

八木中央幼児学園 人権の花運動 やさしい心が大きく育ちますように

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 11月13日、八木中央幼児学園に南丹市人権擁護委員らが訪れ、人権の花運動が行われました。
 人権の花であるスイセン花を育てる中で、命の大切さや思いやりの心を育んで欲しいと実施されている運動です。
 子どもたちは、一人に一つずつスイセンの球根を丁寧に植えていきました。中には「大きくなあれ」と声を掛けながら土をかける愛らしい姿もありました。
 また、人権イメージキャラクターの人KENまもる君とあゆみちゃんが登場し大喜び。一緒に歌を歌って楽しく過ごしました。
 今回植えたスイセンは、早春に花を咲かせるそうで、園児たちが大切に育てていきます。

八木東小学校 東京混声合唱団公演 美しいハーモニー いつもの体育館で

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 11月12日、八木東小学校で、東京混声合唱団による公演が行われました。
 一流の文化芸術団体が各地の学校で巡回公演する文化庁の事業で、子ども達の発想力やコミュニケーション力の育成、また将来の芸術家や鑑賞者を育成することなどを目的に行われています。
 10月に行われた声楽家によるワークショップに続き、今回は世界を舞台に活躍する一流の合唱団の公演を鑑賞。日本の歌や世界の合唱曲、会場全体を使って上演される曲などを、子ども達は熱心に聴きました。
 また、合唱団と一緒に児童が歌う時間では、ワークショップで指導を受けた、八木東小学校校歌と合唱曲「ぼくらの未来へ」を歌いました。
 会場は、一流の声楽家の美しいハーモニーと子ども達の元気な声が溶け合い、心地よい歌声に包まれました。

南丹市スポーツ少年団 指導者講習会 子ども達が楽しく体を動かす環境づくりを

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 11月9日、園部小学校を会場に、南丹市スポーツ少年団の指導者や保護者、南丹市スポーツ推進委員らが集まり講習会が開かれました。
 昨今、子どもたちは日常的に運動する機会が減っており、運動が得意な子もそうでない子も、楽しく体を動かす仕組み「アクティブ・チャイルド・プログラム」について知ろうと開かれたものです。  
 講師に京都府スポーツ少年団指導者協議会副会長の田中正志さんが招かれ、幼児期から積極的に体を動かすことの大切さや、地元で実践している遊びの紹介がありました。
 ペットボトルやおもちゃなど、身近なもので多彩な動きを取り入れるゲームが考えられること。また、風船を捕まえる遊びでは空間認識能力を高めることなどを紹介しました。
 田中さんは、「子ども達は楽しいと夢中になって体を動かす。地域活動の中でも自分のアイデアを活かして欲しい。」と語りました。

南丹船井小学校駅伝競走大会 仲間とタスキをつなぎ、全力を出す

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 11月9日、園部公園陸上競技場で、南丹船井小学校駅伝競走大会が行われました。
 駅伝を通して体力の向上と、責任感、仲間との連帯意識を培うことを目的に、南丹・船井小学校体育連盟が毎年主催しています。南丹市と京丹波町の小学5・6年生の児童が参加しました。
 男女混合チームで6区間、計7・5キロメートルを走ります。沿道からの声援をうけ、児童は全力を出し切り、次の走者へタスキを繋ぎます。児童たちは、大会にむけて速く走れるようにと、日々練習を重ねてきました。
 28チームがすばらしい走りを見せ、結果、駅伝競走の部1位は園部小学校Aチームでした。
 また、駅伝競走と合わせ、1人で1.2キロを走る持久走の部も行われ、結果、持久走の部男子1位は、園部小学校5年山村 泰生さん、女子1位は園部第二小学校 6年荻野 若葉さんでした。

埴生のシンボル復活プロジェクト 埴生城址整備に 汗を流す

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 園部町埴生区の標高280mの山に埴生城址があり、住民の有志が整備活動に取り組んでいます。 
 この取り組みは、「埴生のシンボル復活プロジェクト」と題して、地域の歴史を発掘するとともに、子どもたちが山に入り自然と触れ合う機会をと、山の手入れをしているもので、11月9日には区民6人が木を伐採しました。
 埴生城址は、城門の址や石垣、外敵の侵入を防ぐための堀切などが残り、歴史的に貴重で価値の高いものです。住民たちは、先人から受け継いだ大切な歴史的遺産を守り、頂上からの美しい眺めをより多くの人に楽しんでもらえるようにと、今後も整備活用を続けていくということです。

農芸高校 フラワーキャラバン 園部駅で花壇整備ボランティア

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 11月8日、農芸高校の生徒が園部駅で花壇の整備を行いました。
 この取組は、環境の美化による社会貢献や、生徒達が達成感を得ることのできる機会として行っていて、園部駅では20年ほど前から年に2回、花の植え替えをしています。
 ボランティアを希望した生徒6人が活動に取り組み、雑草を取り除いて耕した花壇に、花の苗を植えていきました。
 使用した苗はパンジーで、環境緑地科の生徒が実習で育てたものです。
 1株1株、丁寧に植えられた苗は、これから徐々に花をつけていき、4月から5月には、赤と白の満開の花が駅利用者の目を楽しませます。

森の京都カレッジ後期講座 芦生の森フィールドワーク

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 11月8日、放送大学京都学習センターの公開講座、森の京都カレッジが開催されました。これは、放送大学京都学習センターと南丹市美山観光まちづくり協会、森の京都地域振興社、京都丹波高原国定公園ビジターセンター運営協議会、南丹市情報センターの5者が主催する講座で、京都丹波高原国定公園の自然や文化について学ぶシリーズです。
 この日は今年度の最終講座として、芦生もりびと協会ガイドの広瀬 慎也さん、長野 敏さんを講師に芦生研究林軌道を散策しました。
 落ち葉から甘い香りのするかつらの木についてや赤い果実が特徴的なコウライテンナンショウなど多様な植物やその生態系について解説がありました。
 参加者からは、「森の中には、たくさんの植物の香りがあり、楽しみながら芦生の自然を感じる事ができた」と感想がありました。
 最後には、美山町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで閉講式が行われ、14人に修了証書が手渡されました。

殿田小学校 ようこそ先輩 卒業生のトランペット演奏を楽しむ

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 11月8日、殿田小学校で、「ようこそ先輩」と題してコンサートが開かれました。
 今回迎えた卒業生は、トランペット奏者の吉田治人さんです。吉田さんは、ポーランドの管弦楽団などで活躍し、大阪フィルハーモニー交響楽団では、首席トランペットをつとめました。現在は、大阪音楽大学や信州大学で指導しています。
 クラシックや歌謡曲など10曲を披露し、全校児童と地域の人たちは、素晴らしい演奏に聞き入りました。
 また、児童に人気の「パプリカ」の演奏では、一緒にダンスをして、盛り上がりました。
 吉田さんは「私はトランペットや音楽に出会えて、人生がとても豊かになった。自分の好きなことを見つけ、取り組み続けてほしい」と、メッセージを伝えました。

日吉町郷土資料館 特別展 書と画にこめる 郷土への想い

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 日吉町郷土資料館では、秋季特別展「森本晴雲(せいうん)詩墨画(しぼくが)の世界」が開かれています。
 森本晴雲は、平成17年に60歳で亡くなった、日吉町中世木出身の書家、画家で、水墨画に自作の詩を添え書く「詩墨画」と呼ぶ独自のジャンルを築きました。
 館内には、晴雲が晩年に描いた作品を中心に、色紙から屏風まで大小さまざまな作品や、制作に使った道具などが展示されています。
 ひときわ大きな作品「山河惜別之賦(さんがせきべつのふ)」は、昭和59年に制作で、日吉ダムが完成する以前の集落の風景と、失われる故郷の風景を惜しむ気持ちが詩に表されています。
 昭和62年の離村式の際に展示され、新聞やメディアに紹介されたことから、詩墨画を広めるきっかけにもなった作品です。
 この展示会は、11月24日まで開かれます。

園部中学校1年 伝統工芸・福祉教育 使う人の気持ちを考えて ものづくりに熱中

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 11月6日、園部中学校で、伝統工芸と福祉教育の特別授業が行われました。
 この授業は、NPO法人京都匠塾の指導のもと、伝統工芸のものづくりを体験し、その作品を地域の高齢者にプレゼントするという内容で、毎年1年生が取り組んでいます。
 陶芸では、生徒たちが手びねりで茶碗作りに挑戦。講師の手の動きを確認しながら、丁寧に形を作っていきました。また、木工では箸を製作しました。鉋やサンドペーパーで表面を滑らかに加工し、使う人にとって心地よい道具作りを心掛けました。
 出来上がった作品は、地域の高齢者に手紙を添えてプレゼントされます。

南丹市園部女性の館 素朴な味わい 山野草を楽しむ

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 11月5日、南丹市園部女性の館で、山野草を楽しむ講座が開かれ、市民およそ20人が参加しました。
 今回の講座では、園部町にお住いの盆栽士 黒木 勝さんを講師に、山野草の寄せ植えを行いました。山野草の寄せ植えは、一年を通して四季を感じることができ、年を重ねるごとに、味わい深く変化する様を楽しめます。
 ヤマモミジやイチョウなどの木を鉢の中心に据え、その周りにホトトギスやノギクなどの花を植え、和気あいあいと思い思いの鉢植えを楽しみました。
 完成した作品は、11月16日に国際交流会館で開かれる女性の館文化祭で展示されます。

川辺地域でふれあい福祉まつり 世代を超え交流の輪ひろがる

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 11月4日、園部町の川辺地域活性化センターおいで~なかわべで、ふれあい福祉まつりが開かれました。
 地域福祉活動への理解と関心を高め、住民同士の絆を深めてもらおうと、川辺振興会が企画した催しで、200人余りが参加。クアスポチアダンス「チェリーズ」のキレのあるダンスや小山太鼓の勇壮な演奏で幕を開けました。
 川辺親父の会やかわべ親子サロンのメンバーによる綿菓子やお菓子すくいのコーナーのほか、小物作り体験コーナー、福祉事業所などの協力による健康づくりコーナー、地域住民によるたこ焼きやカレー、新鮮野菜の販売もあり、大いに盛り上がりました。
 訪れた人同士、会話と食事を楽しみながら、楽しいひと時を過ごしました。

森の京都「なんたん」カレッジ公開講座 園部歴代藩主の肖像画を巡る

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 11月3日、南丹市国際交流会館で、森の京都「なんたん」カレッジ第1回公開講座が開かれました。
 南丹市立文化博物館と共催して、森の京都「なんたん」エコミュージアム推進事業として開かれたもので、今回は修復を終え文化博物館に展示されている、園部藩小出家歴代藩主とその夫人の肖像画について、花園大学教授の福島恒徳さんから話を聞きました。園部藩初代藩主「小出吉親」の父「吉政」とその夫人に始まり、初代から7代までの藩主と夫人、9代藩主まで、17幅からなる肖像画群は、絵画史上とても貴重なものであり、何のために制作されたのか、制作期や絵師についてなど興味深い話に、受講生らは聞き入りました。
 後半は秋季特別展「園部藩の歴史と文化」が開催されている文化博物館に場所を移し、実際に肖像画を見学しました。参加者から次々に質問が出され、肖像画に描かれた容貌や座法から時代や背景が読み取れることを学びました。
 福島さんは「葬儀や年忌法要などに用いるために制作されたものと思われるが、家族を大切に思う小出家代々の家風があってこそ、これだけの肖像画が残されたのではないか」と話しました。

各町文化祭 多彩なステージ 文化の秋を満喫

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 11月の文化の日に合わせて、園部・八木・日吉の各会場で、文化祭が開かれました。
 2日と3日に行われた園部町文化祭では、手芸や絵手紙、写真や書道など、季節を感じる趣ある作品が並び、訪れた人々が一つ一つ感心した様子で見入っていました。
 舞台では、美しい調べの合唱や大正琴の演奏、華やかな日本舞踊など2日間で15団体が発表し、来場者を楽しませました。
 また、八木町文化祭では、八木中学校吹奏楽部の演奏を皮切りに子ども達の元気いっぱいのダンスや太極拳など多彩なステージが繰り広げられました。
 日吉町文化祭では、地元劇団による恒例の演劇が上演され、会場が笑いに包まれるひと時もありました。
 子どもから大人まで、様々な世代が発表したステージ発表の模様は、なんたんテレビで年末年始に放送する予定です。

南丹・瓢丹・無病丹 ひょうたんで高齢者の生きがいづくり

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 11月1日、園部町の木崎町児童老人会館で、地域の高齢者が集まり、ひょうたん飾りの加工をしました。
 この取り組みは、「南丹・瓢丹・無病丹」と題して、ひょうたんの栽培、加工、装飾を通して、地域の活性化、高齢者の生きがいづくりをと、今年から始まったものです。
 この日は、70歳以上の高齢者、およそ40人が参加し、ひょうたんの色付けや紐の細工をしました。
 講師として、ひょうたん作りに20年以上取り組んできた、福知山市の有町子さんを招き、色鮮やかなひょうたん飾りの作り方を教わりました。
 完成したひょうたんは、11月17日に行われる木崎町の文化祭で展示されるということです。
 南丹市内で瓢箪作りをされている方の作品も一緒に展示したいので興味のある方はぜひ連絡してほしいということです。

丹波支援学校 製品販売 市役所で丹精込めた製品を楽しく販売

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 11月1日、南丹市役所で、丹波支援学校高等部の生徒が、製品販売学習に取り組みました。
 生産から販売まで働くことを意識した取り組みで、頑張って育てた枝豆やサツマイモなどの野菜、手作りの皿や箸置きなどの焼き物が並び、笑顔で接客する生徒たちの姿がありました。
 校外での販売は、京丹波町の味夢の里や亀岡市の市役所、京都市のデパートなどでも行っており、生徒たちは接客を通してコミュニケーション能力を高めています。
 大きな声で販売を呼びかけたり、買い物客に商品の説明をしたりと、生徒たちは、地域の人と関わりながら、働く喜びを感じていました。