小・中学校 一学期終業式 夏休みも命を守る行動を

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 7月31日、南丹市内の小・中学校で1学期終業式が行われました。
 園部第二小学校では、校内放送を通じて終業式が行われ、全校206人の児童たちが、それぞれの教室で話を聞きました。
 船越 護校長は、1学期を振り返り「コロナにより休校が開けた6月1日から、みんなでマスクや手洗いなど自分や友達の命を守る行動ができた。夏休みも何より命を守ることを大切にしてほしい」と話しました。
 式のあとは、みんなで協力しながら大掃除が行われ、教室や廊下などをぴかぴかにして、気持ちよく1学期を終えました。
 今年の夏休みは8月17日までの17日間となっています。

南丹市議会臨時会 国による新型感染症にかかる交付金を受け

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 7月31日、南丹市議会は臨時会が開催され一般会計補正予算案などが西村市長から提案されました。
 新型コロナウイルス感染症の状況変化に伴い、南丹市では、国の第二次補正予算で地方創生臨時交付金が拡充され、多くの交付金配分を受けました。この交付金を活用して感染症対策に取り組み災害復旧など緊急に予算措置が必要なものと合わせて補正予算が計上されました。
 主な内容は、テレワークの環境整備に係る地域情報基盤管理運営費や市営バス等の車両抗菌加工費、障害福祉や介護保険サービス事業所などへの補助金。その他にも商工費や消防費、教育費などを増額しており、
歳入歳出5億3894万千円を追加し総額295億7280万3千円にするもので可決し閉会しました。

第1回 南丹市子ども子育て会議  子どもが子どもらしくいられる環境作りを

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 7月31日、南丹市役所で、南丹市子ども・子育て会議が開かれました。
 南丹市では、子育てに対する住民のニーズを踏まえ、幼稚園や保育所施設を利用する子どもの家庭だけでなく、すべての家庭や子どもを対象に施策の展開を図っています。
 委員は、PTA組織や公立私立の幼稚園と保育所、子育て支援団体、医療機関、一般公募の保護者など19人で組織されています。
 会議では、令和2年度から6年度の第2期南丹市子ども、子育て支援事業計画における取り組みについてや、来年4月に、園部町小山東町に設置される予定の、幼保連携型認定こども園、南丹のぞみ園についてなどが、話し合われました。
 委員からは「新型コロナウィルスによる自粛生活の影響が子どもたちに出てくるのは時間が経ってからなので、子どもの生活と健康を守り、子どもが子どもらしくいられるように、見守ることの必要性」などについて、意見が交わされました。

京都中部総合医療センターのみなさんへ 子どもたちから応援メッセージ

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 新型コロナウイルスの市内での感染者が確認される中、日々病気と向き合い、地域の医療を支えていただいている京都中部総合医療センターの人たちへ、子どもたちからの応援メッセージを届けようと、八木西、八木東小学校、八木中学校と南丹市情報センターがDVDを作成しました。
 7月29日には、八木支所に京都中部総合医療センターの辰巳哲也病院長を迎え、八木西、八木東小学校の児童、八木中学校の生徒から思いが伝えられました。また、八木中学校2年の今西美結さんが完成したDVDを辰巳病院長に手渡しました。
 辰巳病院長は「心のこもったメッセージを明日からの力の源として、命と健康を守るため頑張りたい。今後も応援をお願いします」とお礼の言葉を述べました。

総合的な探究の時間~美山・京北まちごとキャンパス~ 北桑田高校で地域の文化について学ぶ

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 北桑田高校では、地元美山町や京都市京北を教材化することで、生徒の学力向上を図っています。
 中でも普通科は、京都府教育委員会より「京の文化継承・価値創造推進校」の指定を受け、講義やフィールドワーク、論文作成を通して、地域の貴重な自然や歴史、文化を伝承していく上での課題や方法について学習を深めています。
 7月29日には普通科キャリアデザインコースの1年生が、南丹市情報センターが作成した放送大学京都学習センター公開講座「森の京都カレッジ」の中から、「文化遺産・民俗芸能」の講義をサテライト形式で聴講しました。美山町、京北の地域に残る貴重な民俗芸能に関する文化的価値について理解を深めるとともに、高齢化、過疎化や財政的な課題など、直面する課題とこれからの時代に合わせた新しい伝承の在り方について考えを深めました。

南丹警察署自転車教室 夏休みを前に自転車運転の心得を学ぼう

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 7月28日、八木東小学校で自転車教室が行われました。
 新型コロナウイルスの影響で、実技を通した自転車教室が開催できない中、今回は4年生21人が、自転車の安全利用についてまとめたDVDを使って、南丹警察署署員から指導を受けました。
 13歳未満の子どもは自転車で歩道を走れるが、あくまでも歩行者が優先であることや夜間・雨天の注意点について、また学校の近隣で事故が起きた個所などを詳しく学びました。
 「夏休みは自転車に乗る機会が増えるが、けがをしない、相手にけがをさせないで、元気な毎日を送ってください」と警察署員からDVDを受け取り、自転車運転の心得を確認し合いました。

撮朗(とろう)会 7月写真展 心打たれる夏の風景

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 南丹市国際交流会館で開催中の展示会、写真サークル、撮朗会7月写真展は、7月25日から展示作品を一新しています。
 夏の風景を中心に、会員の力作8点が展示されています。
 展示会は8月12日まで開催されています。

中学校 南丹・船井ブロック交流大会 逆境に負けず頑張った証 特別大会で示す

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 7月23日から口丹波中学校総合体育大会 南丹・船井ブロック交流大会が行われています。
 この大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった大会に代わり、練習の成果を発揮する場として特別に設けられ、南丹市と京丹波町の会場で、陸上やサッカー、剣道など、各競技の大会が実施されます。23日には、園部公園スポーツ広場で、軟式野球が行われました。
 南丹市と京丹波町の中学校、7校、6チームが、トーナメント制で、熱戦を繰り広げました。
 生徒たちは、臨時休校によりクラブ活動の期間が大きく制限され、目標となる大会も中止になる状況でも懸命に練習に励んできました。
 試合では、盛んに声をかけあいながら、いきいきとプレーする姿が見られました。

農芸高校・園部ロータリークラブ 園部駅西口に可憐なニチニチソウ

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 農芸高校では、花の苗を植えて景観を良くする「フラワーキャラバン」の取り組みを、市内3ヶ所で行っています。
 7月22日には、園部ロータリークラブと共同で、園部駅西口の花壇に花を植えました。植えられたのは、清楚で愛らしい「ニチニチソウ」200株で、農芸高校の生徒が種から育てたものです。
 花壇の整備と花の植え替えを、力を合わせて行い、駅前がパッと明るくなりました。
 白やピンクなど、花を次々とつけて長く楽しめるニチニチソウ。秋ごろまで駅前を可憐に彩ります。

八木西小・八木東小でプール竣工セレモニー 待望のプール完成 学校・地域の宝物として

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 7月21日、八木西小学校と八木東小学校で、プール完成式が行われました。八木西小学校では6年生30人が式に臨み、西村市長、木村教育長、児童代表らでテープカットが行われました。
 中田善弘校長は「初めて入水する6年生の心に思い出として刻まれた。体力の増進を図り、仲間の輪を広げ、学校、地域の宝物として大切に使いたい」と挨拶。西村市長は「今年はプール学習がなくなり、存分に味わうことはできないが、まっさらなプールの感触を体で感じ胸に刻んでほしい」と話しました。また佐々谷珠凛さんと松尾光優香さんが「新型コロナウイルスの広がる中、大変な思いで工事をしてくださった。プールを使える機会を与えていただきありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。子どもたちは水難救助訓練として、衣服を着たまま入水し、水着でない時との違いや、いざという時の行動について学びました。
 引き続き八木東小学校でも、6年生20人が出席して完成式が行われました。城内千恵美校長は「安全、快適な素晴らしい環境で、子どもたちの学びが豊かになるよう努めていきたい」と挨拶。また6年の児童会本部委員4人が「全校児童みんなうれしい気持ちでいっぱいです。ルールを守り大切に使っていきたい」と感謝の気持ちを述べました。 
 両校のプールは昭和49年建築で不具合箇所も多く発生していたことから、それぞれおよそ1億5千万円の工事費で、昨年11月から全面改修が行われてきました。
 真新しいプールに一斉に足を浸けた6年生。プール完成の喜びを体で感じながら、服を着たままでペットボトルを使って体を浮かせる感覚を学びました。

南丹警察署・スプリングスひよし交通安全啓発活動 「光ってお得!スタンプラリー」~家にあるやろ!?反射材~

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 現在、道の駅スプリングスひよしでは、交通安全スタンプラリーが行われています。
 このスタンプラリーは、南丹警察署が高齢者の交通事故防止と反射材着用の定着、普及促進を目的に、スプリングスひよしの協力を得て行っているものです。 
 反射材を身に着け、スプリングスひよしの売店を利用した65歳以上の人が対象で、交通安全スタンプを4個集めた方に先着で、温泉・プールの利用券が提供されます。
 期間初日となる7月21日には、南丹警察署署員が施設利用者に交通事故防止と反射材の積極的な活用を呼びかけました。このスタンプラリーは来月いっぱいまで行われます。

ふるさと丹波路 11周年 とれたて夏野菜 トマト祭りで賑わう

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 園部町埴生の野菜直売所「ふるさと丹波路」は、7月で創業11周年を迎えました。
 およそ40軒の農家が自家製の野菜や米を持ち寄り開いているもので、国道372号線を利用する常連客でにぎわっています。7月18日・19日には、創業11周年を記念してトマト祭が開かれました。近隣の農芸高校からも卵や野菜などが出品され、とれたての夏野菜をもとめる人で賑わいました。
 また、もれなくきゅうりのプレゼントもあり来場者を喜ばせました。
「ふるさと丹波路」は、毎週火・木・金・土・日・祝日の午前8時30分から12時まで開かれています。

京都府スポーツ協会表彰 三色旗功労賞 麻田健治さん受賞

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 7月17日、南丹市役所市長室に、南丹市スポーツ協会会長の麻田健治さんが、受賞報告に訪れました。
 麻田健治さんは、八木町や南丹市の体育協会会長などを歴任し、京都丹波トライアスロン大会イン南丹や、2021年に予定されているワールドマスターズゲームズのデュアスロン競技の誘致に取り組むなど、地域スポーツの振興に励んできました。
 それらの功績から、京都府スポーツ協会の三色旗功労賞を受賞し、7月8日に授与式が行われました。三色旗功労賞は、京都府スポーツ界の発展に尽力した方に贈られる、功労者部門の最優秀賞です。
 受賞した麻田さんは、「市民の健康増進、まちづくりにおいて、スポーツの担う役割は大きいとの思いから、トップアスリートと触れあう機会や大会誘致などに取り組んできた。協力してくださったみなさんに感謝したい」と伝えました。
 西村市長からは、「麻田さんのスポーツへの情熱と人脈を活かした企画力は、素晴らしい。これからも、南丹市のスポーツ振興にご尽力いただきたい」と話がありました。

子育ての集い広場事業 産後の体をケアしてリラックスを

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 八木町本町3丁目のコミュニティスペース「気になる木JUJU」で、産後からだケアが開かれています。
 この講座は、NPO法人グローアップでは、南丹市から委託を受けて講座を開いており、産後6ヶ月くらいまでの女性を対象に毎月1回実施されています。
 出産でダメージを受けた骨盤底筋を放っておくと、体型のくずれや冷え・むくみなどトラブルにつながります。講師のボディセラピスト 安藤智華子さんから、産後の自分の体の状態を知り、ストレッチなどのケアをすることの大切さを学びました。
 次回は8月21日に開かれます。託児もあるので、気軽に受講してほしいとのことです。

災害時における物資供給に関する協定書 マスク、アルコール除菌剤などの物資供給

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 7月15日、南丹市役所で、災害時における物資供給に関する協定書の合同調印式が行われました。
 今回協定を結ぶのは、株式会社ツリーベル化成と株式会社サカノシタで、南丹市に災害が発生、またその恐れがある場合に、要請に応じて優先的に物資の供給に努めてもらうというものです。
 株式会社ツリーベル化成は、園部町瓜生野の京都新光悦村に本社を構え、病院や検査機関で使用する特殊洗浄剤の開発製造を行っています。また、株式会社サカノシタは、京都市に本社を構え、主に自動化関連機器や機械工具の卸販売を行っており、今回の協定により各社から供給される物資は、マスクやガウン、非接触検温計、アルコール除菌剤などです。
 西村市長と株式会社ツリーベル化成の鈴木雅哉代表取締役社長、株式会社サカノシタの阪ノ下勝代表取締役社長が、協定書に調印しました。

農芸高校食品加工講習会 6次産業の可能性ひろがる

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 7月15日、農芸高校で、きょうと食いく先生事業「食品加工講習会」が行われ、農産バイオ科野菜コースと野菜部の2、3年生7人が参加しました。
 農芸高校野菜コースと野菜部では、近年食品加工の取り組みを進めており、今回は自分たちが育てたバジルで、ソースづくりに挑戦しました。
 講師は農芸高校の卒業生で、亀岡市で京懐石の店を営む西田浩二さんです。昨年、農芸高校にスチームコンベクションなどの調理機器が導入されたことから、衛生面への知識や瓶詰め加工までの製造工程を一連で学ぶことになりました。
 一枚一枚丁寧に摘み取った新鮮なバジル、にんにく、オリーブオイル、京料理のエッセンスを取り入れた白味噌などを加え、緑鮮やかなソースが完成しました。
 西田さんは「自然に左右されながら大切に育て収穫した野菜がおいしい加工食品になる」と6次産業の可能性を話しました。
 バジルソース「瑠青」は、農芸高校での校内販売やイベントで購入することができます。

南丹市園部女性の館 ポーセラーツ講座 器に自分らしさをちりばめて

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 7月14日、園部女性の館でポーセラーツ講座が開かれ、市内外から12人が参加しました。
 ポーセラーツは、マグカップなどの白い磁器に、好きな絵柄の転写紙をシールのように張って作るもので、誰もが気軽に楽しめることから人気があり、今回女性の館講座としてはじめて開催されました。
 参加者は、花や動物など、好みの絵柄を選んだあと、講師の渡邉 真弓さんから、柄の配置のコツなどを教わりました。なごやかに会話を楽しみながら、水にぬらした転写紙を思い思いに貼り付け、オリジナルの作品作りに没頭しました。これらの作品は、後日、電気釜で焼きつけて完成するということです。

南丹市放課後児童健全育成事業運営委員会 放課後児童クラブの円滑な運営のため

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 7月14日、南丹市役所で、南丹市放課後児童健全育成事業運営委員会が開かれました。
 放課後児童クラブ事業の円滑な運営を図るため審議する会で、委員は議会、学校、保護者、主任児童委員、社会教育委員などの代表により構成されています。委嘱を受けた委員12人を代表して、社会教育委員の大嶋久美子さんに木村教育長から委嘱状が手渡されました。
 協議では、令和2年度の現状報告や来年度の開設について話されました。特にコロナ禍での受け入れ態勢についてや児童の様子について、また学校の近辺に施設を持たない児童クラブの新設について説明があり意見を交わしました。

撮朗会 7月写真展 初夏の風景 力作ずらり

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 7月11日から、南丹市国際交流会館のロビーで、写真展が開かれています。
 この展示会は、園部町で活動する写真サークル、撮朗会が開いたもので、会員8人の力作が並べられています。
 撮朗会では、これまで公民館での展示会や文化祭への出展などをしていましたが、公民館の改修や新型コロナウイルスの影響で発表の場が持てずにいました。「会員の励みになるので、是非地域の皆さんに見に来てほしい」と話しています。
 この展示会は、8月12日まで開かれています。途中、7月25日に展示作品の入れ替えを行います。

川辺振興会 日吉ダムの役割と防災について学ぶ

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 7月10日、おいでーなかわべランチルームで、川辺振興会が主催する防災勉強会が開かれました。
 感染症対策には十分配慮して、振興会役員と、園部消防署や南丹警察署など関係機関の署員あわせておよそ30人が参加し、豪雨や台風時に日吉ダム下流の住民として、どのような行動を取るのかを学びました。
 独立行政法人水資源機構日吉ダム管理所所長の新井 誠輔さんからは、洪水調節やダムの役割、豪雨時の対応ついて話を聞きました。
 またダムの防災操作、放水時の通知の仕方について、サイレンだけでなく、市役所からのメールやラインアプリで伝えられるようになったことなどが報告されました。 
 雨が降り続く時期を迎えて、地域住民一丸となって、命を守るための行動をとるために、防災意識を高めました。

レストランいけじゅう 集まった政府配布マスク 南丹市に寄贈

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 7月9日、南丹市役所に、八木町でレストランを営む池田 勤さんが訪れ、政府配布のマスク70個を南丹市に寄贈しました。
 全世帯に政府より配布された布製マスクを、使わずに家に眠ったままにしているのはもったいないと考えた池田さん。SNSを通じて、「マスクを使わない人は、レストラン いけじゅうで使用できる商品券に引き換える」と呼びかけ、市内外から寄せられたものです。
 西村市長は「大変ありがたく、子どもたちのために活用させていただく」とお礼の言葉を述べました。
 レストランいけじゅうでは、7月いっぱい、店舗で政府配布マスクを集めているということです。

八木西小学校2年生 まちたんけん 公共施設の利用について学ぼう

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 6月9日、八木西小学校の2年生26人がまちたんけんに出かけました。
 自分たちの住むまちをよく知ることを目的に行われている行事で、4人の学校運営協議会委員の見守りの協力を得て、南丹市役所八木支所を目指しました。 
 八木支所では市の職員から、市役所の役割について学びました。また、今年4月に全面改装された生涯学習施設、支所3階フロアにある「八木市民センターiスタやぎ」を案内してもらい、各部屋やホールを見学しました。
 八木図書室では、本の借り方を学ぶなど、公共施設の利用について深く知る機会となりました。

美山かやぶき美術館 硝子・木・陶 exhibition

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 7月4日から8月16日まで美山かやぶき美術館で、硝子・木・陶 exhibitionと題し、硝子作家の宮崎英彦さん、木工芸作家の児玉正和さん、陶芸家の大杉康伸さんのコラボレーション展示が行われています。
 硝子作家の宮崎英彦さんは、くらしを彩るガラスをテーマに、黒豆の灰を原料とまぜて発色させる『黒豆硝子』を制作しています。これからの季節、涼やかなガラスが涼を感じさせてくれます。
 児玉正和さんは、家具から小物まで、木の魅力や材料の価値を引き出す物づくりを目指しています。椅子やテーブルなどの大きなものからトレーやお箸など、形や木目を生かした作品を制作しています。
 陶芸家の大杉康伸さんは、使う人の事を思いながら質感や形を工夫した食器等を制作しています。見た目は重厚な作りですが、持ってみると軽くて使いやすいと評判です。
 この硝子・木・陶 exhibitionはかやぶき美術館で8月16日まで開催されています。

南丹市の小・中学生に図書カード贈呈 家庭での過ごし方を工夫して

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 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、外出機会が減る子どもたちが、家庭での過ごし方を工夫するチャレンジの一つとして、素敵な本に出会ってほしいとの思いから、南丹市では市内のすべての小、中学生に図書カードを贈ることになりました。
 7月2日には園部第二小学校に西村市長と木村教育長が訪れ、「想像力豊かに読書の時間を楽しんでください」と、6年生の代表児童に図書カードを手渡しました。
 受け取った谷本智迦さんは「インターネットなどでも調べ学習ができる時代だが、本は1ページ1ページめくる楽しみがあるのでたくさん読みたい」、また髙屋唯人さんは、「たくさんの楽しい本に出会い、大事に読みたい。そしてこれからも僕たちにできる予防に心がけたい」と話しました。

殿田小学校1、2年生から お世話になっている人たちへプランターをプレゼント

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 殿田小学校の1、2年生17人が、地域の人と一緒に植えた花を、日ごろお世話になっている施設などにプレゼントしました。
 7月2日の昼休みと下校時、4つの班に分かれた児童らが、学校運営協議会の委員とともに、日吉支所やバス事務所、駅やスプリングひよし、駐在所など8か所を訪ねました。
 子どもたちから、日ごろの感謝の言葉とともに、色とりどりの「ペンタス」が植わったプランターが贈られ、受け取った人たちは「毎日水をあげ、大切に育てます」と話していました。

南丹市女性会 ウォーキング教室 正しい歩き方・靴の選び方 プロから学ぶ

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 7月2日、園部公園周辺で、南丹市女性会の「ウォーキング教室」が開かれ、体温や健康状態を確認するなど新型コロナウイルス感染症対策をして、12人が参加しました。
 園部町小山東町で福祉用具やウォーキング用品を扱う有限会社いなふの田井 忍さんらが講師を務め、いつまでも自分の足で歩き続けるための靴の選び方や歩き方を教わりました。
 また、2本のポールを持って歩く「ポールウォーキング」で、園部公園周辺のおよそ1.5キロメートルを歩きました。
 参加者は教わった歩き方を実践し、気持ち良い汗を流しました。

「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」キックオフ研修会 地域道徳で 共に育て 共に育つ

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 令和2年度より、道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業を進めるにあたり、その方向性を共有しようと、7月1日、ⅰスタやぎ文化ホールで、キックオフ研修会が開かれました。
 八木中学校ブロックの幼稚園、小・中学校の教員や学校運営協議会委員を中心に、市内全域からおよそ100人が参加。京都産業大学の柴原弘志教授をスーパーバイザーとして迎え「地域とともに進める人間性を育む道徳教育」をテーマに話を聞きました。
 柴原さんは「学校での『特別の教科 道徳』は、児童生徒が主体的、対話的に考え議論するものでなければならない。また人権教育や道徳教育は学校だけではできない。学校間や校種間、地域や家庭との連携を深め、地域ぐるみで道徳性を養うことが大切」と話し、地域道徳の重要性を訴えました。

新庄地域振興会 冊子「新庄という船に乗って」を制作

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 このたび、新庄地域振興会が冊子を制作し、完成しました。
 新庄地域の特色や行事、お店などの名所が紹介された、移住促進ガイドブック「新庄という船に乗って」は、新庄地域の皆さんで制作したものです。
 新庄地域振興会で広報を担当する用澤 菜奈子さんが発案し、住民と移住者の為に、地域の魅力や情報をまとめました。
 表紙や紹介ページで使用されている写真は、使い捨てカメラで、住民が思い思いに撮影したおよそ1500枚のなかから選びました。好きな風景や村仕事など、フィルム独特の表現を活かして、日常の景色が切り取られています。
 今後、地域の拠点施設である、旧新庄小学校、新庄教育館や、南丹市役所などにおかれて、地域の魅力発信に役立てられます。