南丹市防災パトロール 昨年豪雨 被害のつめあとを視察

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 5月31日、令和元年度 南丹市防災パトロールが行われ、南丹市と防災に関係する機関の代表者が参加しました。
 冒頭、西村 良平市長は、「災害はいつ起こるか分からず、規模も大きくなっている。それぞれの役割に応じた防災対策を講じる事が重要であり、被害防止や初期対応について意見交換をしたい」と挨拶しました。
 今回は、昨年7月の豪雨により被害を受けた、日吉町生畑の山崩れの現場、八木町氷所の府道京都日吉美山線、八木町山室の山崩れの現場の3ヶ所を視察しました。
 日吉町生畑の山崩れ現場では、民家に押し迫った土砂を前に、災害発生当時の様子などを所有者から聞き取りました。
 また、通行止めが続く府道京都日吉美山線では、土砂の崩落地点を視察し、被害の状況や工事の今後の計画などについて説明を受けました。
 被災箇所をハザードマップと関連付けて整理する事や、早期の避難を促す仕組みなどについて活発な意見交換も行われ、関係機関相互の更に緊密な連携の必要性を確認し合いました。

摩気地域 農山村教育民泊 農村の暮らし じっくり体験

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 5月30日と31日、京都市左京区にある東山中学校の3年生が、南丹市・亀岡市で農山村教育民泊をしました。
 園部町の摩気地域と日吉町では45人が訪れ、受入家庭に分かれて、農村での生活を体験しました。
 園部町半田の藤原 よう子さん、荻原 亜由美さんの家庭には4人が滞在。藤原さんと荻原さんは無農薬での農業をしていることから、生徒たちは稲の除草作業を体験しました。
 除草作業は道具作りから。家の裏の竹藪で竹ぼうきを作るところから体験は始まりました。
 初めての作業に四苦八苦しながらも、自作の竹ぼうきを仕上げていきました。
 手作りの道具で体験する手作業での農業。都市部の子ども達は田舎ならではの体験を楽しんでいました。

園部小学校6年生 水泳学習に向けてプール掃除

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 園部小学校では、5月30日にプール掃除が行われ、6年生97人が力を合わせて取り組みました。
 プールの中にたまった落ち葉や泥を丁寧にすくい上げ、プールの外へ運び出します。はじめは汚れを気にしながら恐る恐る作業していた子どもたちも、きれいなプールにしたいとだんだんと作業に熱中していきました。
 水が抜け、プールの底が見えると、床や側面を一生懸命磨きあげました。
 ピカピカになったプールでの水泳学習は、6月12日から始まる予定です。

2019年度南丹市美山観光まちづくり協会総会 美山の魅力を伝え、滞在型観光への挑戦

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 5月30日、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、2019年度一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会の総会が行われました。
 開会あいさつで中川幸雄代表理事は「昨年は自然災害の影響で観光客が減少したが、今後は市場調査も行い、豊かな自然と伝統文化を活かした滞在型観光者や交流人口を増やしていきたい」と話しました。
 議事では前年度の事業報告と決算、インバウンド旅行者や農山村教育民泊など宿泊商品の販売や積極的な情報発信などを盛り込んだ、今年度の事業計画案と予算案が審議され、可決されました。
 また、京都新聞舞鶴支局長の長尾康行さんの講演が行われました。長尾さんは今年4月まで、南丹支局長を務め、長年美山町を取材してきた経験から「新聞記者から見た美山の魅力」と題して、景観、歴史・風土、人を呼び寄せる魅力といった、美山の持つ魅力の独自性について話しました。
 「人は長年の風土や生活で出来上がった、同じものが一つとしてない違った景観に興味を抱く。昔ながらを残す美山の良さや、そこに関わる地域の人たちの思いがあって、何度も訪れたいまちを形成している」と話し、これからのまちづくりにエールを送りました。

南丹市議会6月定例会 補正予算など16議案を提案

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 5月29日、南丹市議会6月定例会が開会し、2億4157万6千円を追加する、令和元年度一般会計補正予算案など16議案を提案しました。
 主な補正予算案では、園部町に新たに誘致する民間保育所の運営支援事業費920万円の増額、市道原峠線の災害復旧事業費1億4700万円の増額、プレミアム商品券事業や観光文化資源活用推進事業の増額など、歳入歳出予算総額を235億2157万6千円にしようとするものです。
 次回定例会は、6月5日(水)から3日間、議員一般質問を予定しています。

南丹市女性会 健康ウォーキング 地域の歴史を訪ねて

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 5月29日、南丹市女性会の健康ウォーキングが行われました。
 女性会では会員の健康増進とつながりを強めるために、毎年1回、市内各地で開いており、今年は歴史をテーマに、園部の城下町を歩きました。
 南丹市歴史探勝会の案内で、城下町の遺構や日本最古と言われる生身天満宮などを訪ねました。
 また園部高校では、園部城の建物である巽櫓を見学。藩主や園部高校のゆかりの品々に興味深く見入っていました。
 清々しいウォーキング日和、会員は、立藩400年として注目の集まる地域の歴史を満喫しました。

南丹市民生児童委員協議会総会・福祉教室 地域力を強化し 支え合いの社会を

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 5月29日、遊youひよしで、南丹市民生児童委員協議会の総会が行われました。南丹市では、地域の身近な相談役として、122人の民生児童委員が活動しています。
 会長の南 清さんは、「少子高齢化で人間関係が希薄になる中、地域力を強化し、支えあいの社会を作っていきましょう」と挨拶しました。
 総会後の福祉教室では、一般社団法人児童虐待防止機構オレンジCAPO理事長の島田妙子さんが講演しました。島田さんは、幼いころに父親と継母から受けた虐待の体験から、児童虐待のない社会を目指して講演活動をしています。
 「人は心が疲れたときに弱い者にあたってしまう。些細な変化に気づき、身近に相談できる人がいることが大切だ」と語りました。

園部高校「生命のがん教育」 がんへの理解と生命の大切さを学ぶ

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 5月29日、園部高校で、1年生を対象に「生命のがん教育」が行われました。
 がんへの正しい理解やがん患者に対する偏見をなくす、またがん予防の取り組みとして、京都府の「生命のがん教育推進プロジェクト事業」の一環で行われています。
 はじめに、京都中部総合医療センター副院長の山岡延樹さんが、二人に一人はがんを発症するという現状やどうすれば予防につながるのかなど、基礎知識をわかりやすく説明しました。
 また京都府がん教育推進メッセンジャーとしてがん経験者が招かれ、支えてくれる人の存在の大きさや、大切な人がいるから頑張れること、生と死に向き合い一日一日を丁寧に生きることなど、闘病を通して実感した命の大切さを語りました。

地域学校協働活動推進員委嘱 京都府第1号 学校と地域をつなぐ役割として

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 5月28日、南丹市役所で、南丹市地域学校協働活動推進員の委嘱状交付式が行われました。
 南丹市では、文部科学省の「コミュニティ・スクール」を進めるなかで、さらに地域と学校をつなぐパイプ役として、このほど地域学校協働活動推進員を委嘱しました。第1号に委嘱されたのは、美山小学校区の古北真里さんです。 
 京都府下でも第1号の委嘱となったことを受け、木村教育長は「各小、中学校区でコミュニティ・スクールを進める中で重要な役割。京都府に誇れる、また他のモデルとなるよう、今後の活動に期待する」と挨拶。古北さんは「子どもたちのより良い成長と学びのために、学校、地域、保護者が手を携えて活動できるよう努力したい」と抱負を述べました。今後も各学校区に委員を委嘱し、南丹市一体となった地域とともにある学校づくりを進めていきます。

園部第二小学校 4年生 くらしを守る 京都府警察の仕事を学ぶ

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 5月28日、園部第二小学校4年生40人が南丹警察署を見学しました。
 社会科の学習の一環として、暮らしを守る警察の仕事について学ぶというもので、京都府警察を紹介するビデオを鑑賞したあと、署員から警察の組織などについて説明がありました。
 広大な面積を誇る南丹警察署管内には3つの交番と20の駐在所があり、住民の暮らしを守っています。児童たちから、警察官が身に着ける持ち物や普段の訓練について質問があり、「逮捕術」と呼ばれる、ケガをしないための訓練に力を入れていることなどを聞きました。
 最後は、普段見ることのできないパトカーの車内を見せてもらい、警察の仕事の一端に触れました。

摩気高山の郷振興会 新緑の高山登山を満喫

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 5月25日、NPO法人摩気高山の郷振興会が主催する、高山登山が行われました。
 この行事は、旧摩気小学校で恒例行事として親しまれていた高山登山を継続したいという地域の思いで毎年開催されています。集まった地域住民およそ30人が標高372メートルの頂上を目指します。
 気温が高い日でしたが、山に入ると、涼しく絶好のハイキング日和となりました。
 急な斜面では、木の枝の杖や、振興会が整備した手すりを頼りに、およそ1時間をかけて頂上にたどり着きました。
 晴れやかな空と、摩気地域を一望できる眺めを満喫しながら大声大会や宝探しゲーム等自然を満喫し、一日を過ごしました。

八木東小学校 地域のシンガーソングライターと音楽を楽しむ

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 八木東小学校では、土曜活用の取組みを「八木東っ子ニコニコサタデー」と名づけ、地域の方と交流し、様々なことを教えてもらう機会を開いています。
 5月25日には、八木町神吉在住のシンガーソングライター、小濱達郎さんを招き、一緒に音楽を楽しみました。
 小濱さんは自分で制作した曲を披露し、目標にむかって頑張ることや、どんな時も大丈夫と自分に言い聞かせ、前向きに取り組むことの大切さなど、歌に込めた思いを子どもたちに伝えました。
 先生方と一緒に歌を歌ったり、小濱さんの家族での演奏もあり、児童たちは、音楽を通して1つになることの楽しさを学びました。

ベニバナヤマシャクヤクの春の鑑賞会 貴重な花の群生を楽しむ

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 5月25日と26日に、美山町内久保で、ベニバナヤマシャクヤクの春の鑑賞会が行われました。
 ベニバナヤマシャクヤクは、薄いピンクや白の可愛らしい花を咲かせ、開花期間はわずか3日間という貴重な花です。
 京都府の希少野生生物にも指定されており、群生地を守ろうと、地元の内久保環境・史跡保存会が、環境の整備や苗の生育に取り組んでいます。
 鑑賞会には、珍しい花を一目見ようと、京都府内はもちろん九州や四国などからも大勢の観光客が訪れました。訪れた人たちは、杉木立の中、凛と咲く花の姿を、カメラで撮影し、楽しんでいました。 
 開花状況を考慮し、より多くの人に楽しんでもらおうと、今週末6月1日と2日にも鑑賞会が行われるということです。

京都太陽の園・こひつじの苑オープンハウス 地域住民との交流を図る

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 5月25日、園部町横田の京都太陽の園・こひつじの苑でオープンハウスが開催されました。
 毎年恒例となっているこのオープンハウスは、地域住民への感謝や、より施設運営への理解を深めてもらおうと、京都太陽の園とこひつじの苑合同で開催しています。
 模擬店にはフランクフルトやミニお好み焼きなどのお店が並びました。また、ゲームコーナーでは子どもたちが障子破りゲームなどで楽しむ姿が見られました。
 ステージイベントでは、南丹市で活動する園部舞組爽龍隊がダイナミックな演舞を披露し、観客を沸かせました。
 会場は大いに盛り上がり、地域住民との交流が深まる一日となりました。

クリエイター デイズ 南丹 市内の工房を巡り ものづくりの魅力に触れる

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 5月23日から25日までの3日間、クリエイター デイズ ナンタンが開催されました。
 これは、陶芸や木工など、市内でものづくりに取り組む職人の工房や工場を見学できるというイベントで、地域の起業家を応援しようと、京都信用金庫が初めて企画しました。
 八木町山室の自宅に工房を構える松本 均さんは、かやぶき民家の天井などに使われた貴重な煤竹を使って、衝立や行燈などの作品を作っています。長い間、囲炉裏でいぶされた竹の味わいを活かした作品たち。市内外から訪れた人々は興味深く見学し、松本さんの制作の現場で、ものづくりの魅力に触れました。
 また最終日となる25日には、まもなく開店する京都信用金庫八木支店の新店舗を会場にトークイベントが行われました。
 南丹市内で有機野菜の流通や地域のものづくりの魅力を発信する拠点、料理庖丁のコーディネート、ゲストハウスなどを行う起業家4人をパネリストに迎え、事業内容や始めたきっかけ、地域の魅力などについて対談しました。
 パネルディスカッションの終了後には、来場者から感想や質問などの意見交流の時間が持たれ、来場者からは事業内容への感想や今後のヒント、仕事をしていくモチベーションなどの質問が投げかけられました。

森の京都「なんたん」エコミュージアム第1回実行委員会 園部藩のあゆみをテーマに事業を展開

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 5月24日、南丹市国際交流会館で、森の京都「なんたん」エコミュージアムの令和元年度、第一回実行委員会が行われました。
 会長の野中一二三さんは、「これからみんなで考え、地域を盛り上げる良い団体を作っていきましょう」と挨拶しました。
 「なんたん」エコミュージアムは、南丹市全体を野外博物館として、地域の文化遺産を保存、展示し、観光振興をはかる取り組みです。 
 委員会は、園部町振興公社や南丹市商工会、その他、観光協会や地域の関係団体で構成されています。
 今年は園部藩立藩400年の節目を迎えることから、地域の歴史をテーマに、「住民一人一人が学芸員」を目標にした人材育成事業や、10月には、生身天満宮神幸祭の祭礼絵巻の行列を再現する行事等が企画されています。
 また、情報発信事業として、園部藩のあゆみを振り返る映像記録も制作する予定です。

園部消防署 職員水防訓練 職員一丸となり 水防工法の習熟を目指す

190523園部消防署職員水防訓練00000000

 5月23日、24日の2日間、園部消防署で職員水防訓練が実施されました。
 この訓練は、梅雨の季節を迎えるにあたり、水防活動の技術の習熟を図るために実施されるもので、2日間で全職員80人が参加します。
 園部消防署、久保元哲志署長から「治水対策が重要な日本において、さまざまな工法が考案され、工夫や改良が加えられてきた。最も基本的な水防工法をしっかり習得して欲しい」と挨拶がありました。
 土のう仕拵工では、土の入れ具合や紐の結び方などポイントを押さえ、およそ100個の土のうを作成しました。また、くい打ちや、番線で杭を固定する番線結着では、手順や体の使い方を丁寧に教わりました。
 実際の水害の現場では、視界や動きが制限されます。職員は、常に現場をイメージし、緊張感を持って訓練に挑みました。

胡麻郷小学校 田植え体験学習 地域の協力で豊かな体験

190522胡麻郷小学校4年田植え体験学習00000000

 5月22日、胡麻郷小学校の4年生が、田植え体験をしました。
 学校と地域が連携して教育にあたるコミュニティ・スクールの取り組みの一環で、校区内に住む塩貝正和さんが協力し、およそ10アールのたんぼで田植えをしました。
 足に伝わる泥の感触に子ども達は大はしゃぎ。横一列に並んで、楽しみながら、丁寧に植えていきました。
 今後、子ども達は成長する稲の様子や農業の苦労などについて学習したのち、秋には収穫も体験する計画です。
 また、収穫後のわらも、しめ縄づくりの授業に活用されます。

美山かやぶきの里 一斉放水 かやぶき民家を火災から守るため

190520美山かやぶきの里一斉放水00000000

 5月20日、美山かやぶきの里で一斉放水が行われました。
 かやぶきの里では、2000年5月に美山民俗資料館が火災により焼失したことをきっかけに、集落に62基の放水銃が設置されました。一斉放水は、放水銃の点検を目的に、年に2回実施されています。
 美山かやぶきの里保存会会長の中野忠樹さんは、「フランスのノートルダム寺院が燃え世界中がショックを受けた。文化財の中で暮らす我々住民の防火意識を再確認する日にしたい」と挨拶しました。
 午後1時30分、集落にサイレンが鳴り響き、防水銃から次々と水しぶきが上がりました。
 かやぶきの里に水のアーチがかかり、見物に訪れた観光客から歓声が上がりました。

文化博物館 油彩ワークショップ 解説まじえて ライブペインティング

190518文化博物館油彩ワークショップ00000000

 南丹市立文化博物館では、春季企画展「芦生の森 森の魅力を探る」が開催中です。
 5月18日には、企画展で絵画を展示している画家の吉田 伊佐さんを招き、油彩を実演するワークショップが行われ、およそ40人が訪れました。
 吉田さんは写実的な表現で描く自然や寺社などの作品が特徴で、今回は桜と草花が咲き誇る写真を題材に、解説を交えながら筆をすすめました。
 空などの大きな部分から段々と細かな部分へと色が乗せられていくと春の風景が浮かび上がり、参加者は興味深くキャンパスを覗き込んでいました。
 企画展「芦生の森」は、6月23日まで行われます。

南丹市エコタウン推進協議会総会 地球温暖化の影響と原因について学ぶ

190518南丹市エコタウン推進協議会総会00000000

 NPO法人南丹市エコタウン推進協議会は、乳酸菌を活用した米の栽培や廃食用油の回収など再生可能エネルギーを活用する事業を行っています。
 5月18日には、南丹市国際交流会館で2019年度総会が開かれました。
 議事では、前年度の事業・決算報告と今年度の事業計画・予算が審議され、承認されました。
 また、「地球温暖化の影響と原因及び対策」をテーマに、京都府地球温暖化防止活動推進員の八木孝夫さんの講演会が行われました。
 八木さんは、「地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが原因です」と話し、「ひとりひとりが省エネの意識を持ち、協力することの大切さ」を伝えました。

八木西小学校 城山登山 学年を超えて協力し、元気に登ろう

190517八木西小学校城山登山00000000

 5月17日、八木西小学校で、毎年恒例の城山登山が行われました。
 八木西小学校では、全校児童164人が学年を縦割りにしたフレンド班に分かれ、集団で行動する心や、協力する心を育んでいます。
 標高344メートルの城山を目指して学校を出発します。
 山に入ると狭くて急な山道が続き、足元が滑らないよう、上級生が下級生の手をとったり、みんなで声を掛け合い、登りました。
 絶好の登山日和、新緑を感じながら、足を進めます。
 頂上に到着すると、晴れ渡る青空の下、美しい景色が迎えてくれました。眼下に広がる亀岡や八木の町並みを眺めたあと、クイズやゲームなどみんなで盛り上がり、楽しい登山となりました。

京都聖カタリナ高 聖母月 学校周辺でボランティア

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 京都聖カタリナ高校では、聖母月と言われる5月に、聖母マリアへの祈りを捧げ、奉仕活動に取り組んでいます。
 5月17日、生徒が学校周辺の公共施設などを訪れ、清掃や募金などの奉仕活動を行いました。
 園部町新町のカトリック丹波教会園部聖堂では、伐採や剪定で出た木の枝の片付けや草ひきをしました。照りつける太陽のもと、生徒達は笑顔で作業に取り組み、教会の庭はみるみるうちに綺麗になりました。
 他にも、駅から学校までの通学路周辺の清掃やJRの駅などでの募金活動に多くの生徒が汗を流しました。

美山町鶴ケ岡 農業用ドローンによる稲作直播に挑戦!

190516美山町鶴ヶ岡農作業用ドローンによる稲作直播00000000

 5月16日、美山町豊郷の神谷地区と洞地区で、農業用ドローンによる稲作の直播実験が行われました。
 この体験は、鶴ヶ岡振興会と、ドローン専門店スカイリンクが連携して行われたものです。農業従事者の高齢化を受け、様々な方法で農地を守っていきたいという、鶴ヶ岡地域の思いで実施されました。今回は、2件の農家が協力し、ドローンから種が散布されるのを、地域住民らが見守りました。
 今後、田植え機での直播と、通常の苗植えとの、成長具合を比較し、収穫までのデータを集め、より効率のよい農業方法を見極めていくということです。

痴漢犯罪追放キャンペーン 薄着の季節 気をつけて

190516痴漢犯罪追放キャンペーン街頭啓発00000000

 京都府警察では、痴漢の相談件数が増加傾向となる5月を強化月間と定めて、痴漢犯罪の防止に取り組んでいます。
 5月16日には、南丹警察署と京都府警察本部鉄道警察隊、JR西日本が、市内3ヶ所の駅で、女性客に啓発活動を行いました。
 園部駅では、女性警察官を中心に、痴漢被害にあわないためのポイントや、相談窓口を記載したチラシを配って注意を呼びかけました。
 京都府警察のマスコット、ポリスみやこも一緒に呼びかけ、通学中の高校生らにチラシを手渡しました。
 南丹警察署では、痴漢の被害にあわないために、おかしな動きをする人や混雑した車両などを避けると共に、万が一被害にあった場合は、女性警察官が配置されているレディース相談窓口などにすぐに相談してほしい、と呼びかけています。

美山小学校5年生 稚鮎の放流 清流美山川で大きく育て

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 5月16日、美山小学校の5年生が、鮎の稚魚を放流しました。地域の子どもたちに、地元の美山川への愛着を深めてもらいたいと、美山漁業協同組合が昨年から取り組んでいるものです。
 2人1組でバケツ一杯の稚鮎を放ち、また、組合員たちがホースで放つ作業も熱心に見学しました。
 児童たちは合わせて120キロ、およそ1万尾を放ち、今後、清流のコケを食べて大きく育った鮎が、多くの釣り人を楽しませます。美山川の鮎の解禁日は、6月1日午前5時からです。

市新規採用職員 福祉体験研修 接遇向上と市職員としての使命感を養う

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 5月15日、16日の二日間、園部町の社会福祉法人長生園で、南丹市新規採用職員の福祉体験研修が行われました。
 西村市長は「これまで地域社会を支えていただいた高齢者をサポートすること、福祉の気持ちを持つことは市民を大切にサポートする行政の姿勢と同じ。施設職員や施設利用者とコミュニケーションをとり心を通い合わせてほしい」と挨拶。新規採用職員のうち事務職員6人が対象で、2班に分け2日ずつ、特別養護老人ホームやグループホームなどで研修を行います。初日は、職員から福祉サービスの現状や施設の担う役割、長生園の歴史について講義を受けました。
 また講義のあとは、車椅子の取り扱い方や施設の見学、また特別養護老人ホームで研修も行い、コミュニケーションの取り方や接遇マナーを学びました。

美山小学校2年生 カラフル野菜の苗植え 美味しく大きく育てと願いを込めて

190515美山小学校2年生カラフル野菜の苗植え00000000

 5月15日、美山小学校の2年生が、生活科の授業で、野菜の苗を植えました。
 この体験は、道の駅ふらっと美山の農林産物販売所、北桑田高校美山分校、南丹農業改良普及センターなどが連携して、色鮮やかな野菜で消費者を惹きつけ、カラフル野菜として、地域の特産品にしようと、今年から栽培、販売を始める取り組みの一貫です。
 今回は小学生が地域の取組みについて知る機会をと、児童たちが、ふらっと美山生産者の会の方々から野菜の種類や植え方を教えてもらいました。
 植えたのはと、2種類のミニトマトの苗で、真っ赤な実と黄色の実をつけます。
 児童たちは、赤い大根や虹色菜の種もまき、「美味しく、大きく育て」と願いを込めました。
 今後、水やりなどの世話に取り組み、夏に大きく育った野菜が収穫できることを楽しみにしています。

胡麻郷小4年生 消防署見学 地域を守る仕事 現場で体感

190514胡麻郷小学校消防署見学00000000

 5月14日、胡麻郷小学校の4年生が、社会科の授業の一環で、園部消防署を見学に訪れました。
 消防士から、消防署の建物の中や救急車、消防車などの車両、救助に使う道具などについて説明を受け、子ども達は話に聞き入っていました。
 また、「気をつけ、休め」などの動作を行う礼式訓練を教わり、消防士さながらの機敏な動作を身に付けました。
 現役消防士が行う迫力ある訓練や仕事の大変さなど、子ども達は教室の中では得られない、現場ならではの多くの学びを得ていました。

八木西小学校 交通安全教室 自分の命を自分で守るために

190514八木西小学校交通安全教室00000000

 5月14日、八木西小学校で、交通安全教室が行われ、南丹警察署と地域交通安全活動推進委員が、交通ルールを指導しました。
 入学したばかりの1年生は、基本的な交通ルールや交差点、障害物のある道路での注意点、信号の渡り方など、体育館の中に設置された道路上で、実際に歩いて学びました。
 また、自転車の乗り方、停まり方などの指導も受けました。
 南丹警察署からは「小学生になり、歩いて登校したり、一人で自転車で出かける機会も増えると思う。自分の命を自分で守るために、停まる、見る、音を聞く、周りの人のことを考える、といった交通ルールをしっかりと守ってください」と話があり、子どもたちは真剣に学んでいました。

美山かやぶきの里お田植祭 五穀豊穣を願う

190512美山かやぶきの里お田植祭00000000

 5月12日、美山町北の美山かやぶきの里で、五穀豊穣を祈願するお田植祭が行われました。
 御田植祭は、観光PRや都市農村交流として始まり、今年で10周年になります。
 知井八幡神社で祈願が行われた後、神饌田の前には絣の着物姿の早乙女が神事に臨みました。
 早乙女には京都伝統工芸大学校の学生など14人が務めました。
 太鼓の音を合図に、横一列に並んだ早乙女が一斉に苗を植えていきます。
 またこの日は、お田植祭を一目見ようと市内外からカメラマンや観光客が多く詰めかけました。
 晴れ渡った空の下、会場は穏やかな空気に包まれました。

京都帝釈天春の大祭 一年の健康と幸せを祈る

190512京都帝釈天の大祭00000000

 5月12日、八木町船枝の京都帝釈天で春の大祭が行われました。
 1200年もの歴史を誇る京都帝釈天は、願いの叶う神として古くから信仰を集めてきました。
 新緑がまぶしい境内に、梅花講の鐘が響き渡り、法要が始まりました。途中、帝釋天の使いとされる猿から、千日分の御利益があるという散華が撒かれると、参拝者が拾い集めました。
 また、参拝者らは本堂を回った後に、「お土受け」で一年の健康や幸せを祈りました。
 大祭への奉納として、船枝区の女性と小、中学生による紫雲太鼓が勇壮な太鼓を披露。また今年は南丹市を中心に活動する篠笛サークルささゆりのメンバーが、母の日にちなんだ曲や懐かしの童謡などを演奏しました。
 南丹市内外からお参りがあるという帝釈天。お茶席やうどんなどの接待もあり、訪れた人たちは穏やかなひとときを過ごしました。

南丹市公民館講座 ゼロから将棋に親しむ

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 5月12日、園部公民館で、ゼロから始める将棋教室が行われました。
 初めて将棋を学ぶ人を対象にした全4回の講座で、小学1年生から成人まで、10人が参加しました。
 日本将棋連盟公認棋道指導員で、アマチュア6段の大山勝義さんから、将棋の発祥や成り立ち、駒の動かし方などについて、指導を受けました。
 子どもから大人まで世代を超えて楽しめ、考える力が養われる将棋は、年々人気が高まっています。
 参加者は、今後3回の講座をうけ、上達を目指して、学びを深めていきます。

春の全国交通安全運動スタート式 死亡事故の減少を

190512春の全国交通安全運動スタート式00000000

 5月11日からの10日間、春の全国交通安全運動が行われています。12日には、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、交通安全運動スタート式が実施されました。南丹警察署管内では、死亡事故が減少していますが、全国的に死亡事故が多発している現状を受け、ドライバーも歩行者も、より一層の交通安全の意識が求められています。スタート式では、交通安全功労者や優良交通安全校などの表彰が行われました。
 また、昨年中部日本アマチュアギターコンクール小学生の部で優勝した、美山中学校1年の岩瀬玉青さんが、一日警察署長を務め、美しいギター演奏も披露しました。
 道の駅美山ふれあい広場で、南丹船井地域交通安全活動推進委員らが、バイクや自動車、観光客へ安全運転を呼びかけ、白バイが先導した一行は、美山かやぶきの里へ啓発パレードに向かいました。

平井元喜ピアノコンサート~世界と美山ふるさとの民話~ 新緑の季節に聴く珠玉の旋律

190511平井元喜ピアノコンサート00000000

 5月11日、美山かやぶき美術館で平井元喜ピアノコンサート~世界と美山ふるさとの民話~が行われました。
 美山かやぶき美術館の開館20周年記念に行われたこのコンサートには、ロンドンを拠点に世界で活躍する平井元喜さんを招きました。第1部では、美山在住のフリーアナウンサー芦田千里さんとのトークセッションを。また、美山の民話をテーマに地元の語り部をつとめる、安じいこと大萱安雄さんが美山に伝わる民話を披露しました。
 2部は平井さんのピアノコンサートです。モーツァルトのピアノソナタやショパンの練習曲、エオリアンハープ等、美山の四季をイメージした曲を披露し、観客は美しい旋律に酔いしれました。
 また、美山かやぶき美術館では、優しく温かな「天使の絵」と呼ばれる、ダウン症の天才画家いかわあきこさんが描いた、カラフルアートの展示会が行われています。
 会期は6月16日までです。

園部女性の館 フラワーアレンジメント 母へ贈る 心のこもったプレゼント

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 5月11日、園部女性の館の主催で、母の日フラワーアレンジメント講座が行われました。
 この日は、美山文化ホールと女性の館の2つの会場で実施され、合せて28人が受講しました。
 フラワーコーディネーターの森谷万知子さんから、母の日にちなんで、カーネーションを使ったアレンジを教えてもらいました。
 小さなフライパンにカーネーションやガーベラなどの花やオーナメントを丁寧に飾り付けました。
 お母さんへのプレゼントや、自分へのご褒美として楽しみながら取り組んでいました。
 参加者は、完成したアレンジメントを嬉しそうに見つめていました。

京都聖カタリナ高等学校戴帽式 看護者としての誓いを力強く

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 5月11日、京都聖カタリナ高校で、看護科の戴帽式が行われました。
 戴帽式は、看護実習に臨む前に、ナースキャップやバッヂを受け取り、看護の道へ進む決意を新たにする儀式です。
 看護科16期生48人は、入学以来看護医学についての学びを深め、晴れてこの日を迎えました。
 生徒たちは、ナイチンゲールの看護の精神を受け継ぐキャンドルライトを手に、誓いの言葉を朗読しました。
 人の命を預かる職業である、看護師としての、責任の重さと自覚を心に刻みました。戴帽生は今後、専門的な実習に励み、看護師を目指す者として大きな一歩をふみ出します。

森の京都カレッジ 講義と山歩きで学ぶ“西の鯖街道”

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 5月10日、放送大学京都学習センター公開講座「森の京都カレッジ」が開かれ、18人が受講しました。
 はじめに、放送大学京都学習センターの杉島 敬志所長が、「地域の歴史、自然、文化を学問の垣根を越えて深く学んでいただけるよう講座を用意しました。是非楽しんでほしい。」と挨拶しました。
 今年度前期は3回の講座が計画されており、初回となる今回は、西の鯖街道をテーマに、美山町在住の郷土史家 小畑 正彦さんが講演しました。
 西の鯖街道とは福井県高浜市から京都へとつながる街道で、若狭で水揚げされた魚介類を都へと運ぶために使われていました。
 講演では、平城京で出土した木簡などから西の鯖街道と奈良の関わりの考察や、荷物が行き交う当時の様子、現在の街道の状況などについて説明がありました。
 そして、午後からは、かつて大量の荷物が行き交っていた街道の一つ、高浜街道の海老坂峠を歩きました。
 美山町板橋から日吉町四ツ谷へと抜ける峠道は、杉木立や広葉樹林など多彩な景観が楽しめ、かつての船井郡の境界を表す石碑など、も残されています。
 四ツ谷の玉岩地蔵堂にも参拝し、地元住民の解説を聞き、地域の歴史を肌で感じました。

南丹地区保護司会 総会 更生保護への理解・連携 更に深める年に

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 5月9日、南丹市役所日吉支所で、令和元年度の南丹地区保護司会総会が開かれ、南丹市・京丹波町の保護司38人が参加しました。
 橋本尊文会長は、挨拶の中で、支援の対象者が地区において最も少なくなっている現状に触れ、「現在の良い地域環境は、対象者の社会復帰の支援と犯罪予防、社会を明るくする運動などに力を入れていく必要性を示唆している。今後も多くの団体と連携を深め、地域住民の理解、協力を求めていきたい」と抱負を述べました。
 議事では、前年度の行事・決算報告と、今年度の活動基本方針、事業計画と予算などについて審議され、承認されました。
 今年度は、他の機関・団体との連携や、更生保護への理解を深めるための、新たな啓発事業を計画しており、その準備が進められています。

美山川 稚鮎の放流 友釣り解禁に向けて 中学生も体験

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 5月9日、美山中学校の1年生が、稚鮎の放流を体験しました。
 美山中学校では、昨年から地域の自然や産業について知る総合的な学習の一環で授業を行っており、美山漁業協同組合が協力しています。
 美山の鮎や放流の必要性などについて事前に教わった生徒達は、実際にバケツに入った鮎を川に放ちました。
 この日、美山漁業協同組合では、10箇所でおよそ500キログラムの稚鮎を放流しました。
 漁協では、合わせて3.8トンの放流を計画しており、今後清流で育った鮎が釣り人を楽しませます。
 美山川での鮎の友釣りは、6月1日に解禁されます。

胡麻郷小学校1年生歓迎・なかよし班遠足 仲良く元気にミッション達成

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 5月8日、胡麻郷小学校で、1年生歓迎・なかよし班遠足が行われました。
 1年生を歓迎し、全児童との仲が深められるようにと行われ、縦割りのなかよし班、9班に分かれて、上胡麻区民センターを目指します。目的地にたどり着くまでには、ミッションと呼ばれるゲームが用意されており、班で協力しゲームをクリアしながら、仲良く歩きました。
 区民センター到着後は、1年生が元気に自己紹介したり、全員でゲームが行われ、児童たちの元気な声が響き渡りました。

美山小学校 1年生歓迎ウォークラリーで 楽しく交流

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 5月8日、美山小学校の1年生歓迎ウォークラリーが行われ、鶴ヶ岡地域を散策しました。
 全校児童が参加し、学年を縦割りにした、なかよし班に分かれて歩きます。途中に設置された各チェックポイントでは、6年生が考えたクイズに挑戦。学校や地域に関する問題に、班員みんなで協力して取り組みました。
 新緑と心地よい風を感じる、絶好のウォーキング日和。地域の方も温かく見守る中、みんなで仲良く歩き、道中では、高学年が低学年に優しく声をかけたり、6年生がリーダーシップを発揮していました。
 旧鶴ヶ岡小学校に到着した後は、みんなでお弁当を食べました。
児童たちは、新しい仲間の入学を喜びあいながら、地域のことを知る、楽しい時間を過ごしました。

南丹市園部女性の館 手作りフェスタ 手作りの魅力感じて 作品ずらり

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 5月5日、園部女性の館で手作りフェスタが開かれ、大勢の来場者で賑わいました。
 女性の館では、着物リフォームやさをり織り、クレイアート、小物作りなどの講座やサークル活動が行われています。
 誰でも気軽に足を運び、活動に参加して欲しいと、今回初めて女性の館を会場に企画されました。展示販売や手づくり体験コーナーがあり、ぬくもりを感じる作品が一堂に並びました。
 来場者は、和やかに会話を交わしながら、お気に入りの小物を探したり、洋服やバッグを鏡の前で合わせてみたりと、楽しい時間を過ごしました。

いやしの祭典2019 in京都丹波 ココロとカラダ 五感で癒しを感じるイベント

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 5月4日、5日の2日間、八木町の八木酒造をメイン会場に、いやしの祭典2019in京都丹波が開かれました。
 このイベントは、アロマセラピーなどの自然療法を知ってもらう機会にと全国各地で開かれているもので、京都丹波地域で、癒しや健康、自然といったテーマで活動する「四福のタネまき実行委員会」が企画しました。
 酒蔵として使われていた会場に、マッサージやアロマセラピー、占いなど、リラクゼーションを感じるブースや、アクセサリーなどの手作り品、自然素材を活かした食べ物のコーナーが並びました。
 また、音楽を楽しもうと、珍しいミュージカルソウという楽器の演奏を楽しむひと時もありました。
 そして2階に設けられた特設会場では、2日間で17のアーティストがステージに立ちました。音と光の演出を凝らした空間で、ジャンルを超えて競演が繰り広げられ、心と身体、五感で癒しを感じるイベントとなりました。

国の重要無形民俗文化財 田原の御田 稲作の営みを狂言風に演じ、豊作願う

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 5月3日、日吉町田原の多治神社で田原の御田が奉納されました。
 国の重要無形民俗文化財に指定されるこの神事は、豊作を願い、種まきから収穫までの稲作の営みを、面白おかしく狂言風に演じることが特徴で、遠方からも大勢のカメラマンが詰めかけます。
 立人と呼ばれる二人、作太郎と作次郎の軽妙な掛け合いが、観客の笑いを誘い、地域の子どもたちが演じる牛や早乙女たちに温かいまなざしが注がれます。
 新緑に囲まれた境内に、御田植え歌が響き、令和最初の豊作を祈る御田が無事奉納を終えました。

第42回泰友書道展 見事な筆の運びに見入る

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 5月3日、4日の2日間、ガレリアかめおかで、第42回泰友書道展が開かれました。
 泰友書道会は、日常生活での実用的な書道を学ぶ会として、京都市や南丹市、亀岡市、京丹波町などの教場で、子どもから大人までが稽古に励んでいます。
 日頃の練習の成果を発表する書道展には、掛け軸や、心に残った言葉、身近な人を想ってしたためた作品など、およそ400点の力作が並びました。
 また今年3月、中国・青島市で、書道家と交流し制作した、合同作品も展示され、訪れた人の目を楽しませました。
 京都府知事賞、南丹市長賞など各賞受賞の作品は圧巻。力強い筆運びと作者の思いに触れ、心洗われる展示会となりました。

府民の森開園20周年 松尾依里佳さんとともに育樹体験

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 5月3日から5日にかけて、日吉町のスチールの森京都で、ひよし新緑祭が行われました。
 3日には、府民の森開園20周年を記念して、探偵ナイトスクープでおなじみ、京都モデルフォレスト運動推進大使でヴァイオリニストの松尾依里佳さんが来園し、トークショーや育樹体験が行われました。森林の役割や保全について理解を深めながら、子どもたちと松尾さんが一緒に木々の枝を払い、汗を流しました。
 また、木工体験、ステージパフォーマンスなど、新緑の季節を満喫するたくさんの催しが繰り広げられ、親子連れらで賑わいました。

船井JC まち歩きツアー・トークショー 意外と知らない地域の歴史と魅力 れきしクン迎えて

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 5月2日、船井青年会議所が主催する、園部城下町まち歩きツアーとトークショーが行われました。
 地域の良さを再認識してもらう機会にと、南丹市歴史探勝会との共催で企画され、テレビやイベントなどで活躍する歴史ナビゲーター「れきしクン」こと長谷川ヨシテルさんをゲストに迎えました。
 まち歩きツアーでは、市内外からおよそ50人が参加し、日本で最後に造られた城、園部城の建物群や日本最古の天満宮、生身天満宮、敵の侵入を防ぐ土の堤防、土塁の跡など、歴史の遺構を見て回り、地元ガイドの話に耳を傾けました。
 また、園部高校に会場を移し、トークショーが行われました。南丹市歴史探勝会の会員と長谷川さんとの掛け合いで、「園部藩の立藩」、「幕末から明治」、「園部の見どころ」の3つテーマについて紹介されました。
 探勝会が地元ならではの解説や考察を述べ、長谷川さんが、いかに南丹市の歴史が注目に値するかを、軽妙な語り口でつけ加え、歴史の話を楽しく展開していきました。
 会場には他県からの来場者も含め、130人が詰めかけ、歴史ナビゲーターも注目する園部の歴史に、来場者は改めて興味を持つ機会になりました。

園部町竹井 胎金寺山登山会 改元と眺望復活記念 応募者殺到

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 5月1日、園部町竹井の胎金寺山で登山会が行われ、区内外、また遠くは京都市から、およそ70人が参加しました。
 摩氣神社の南側にそびえるこの山では、一昨年より、住民有志の手で頂上周辺や登山道の整備が進められてきました。今回はそのお披露目と、令和への改元を記念して住民有志により登山会が企画されました。
 小学生から80代まで幅広い年代の参加者が、南丹市指定文化財となっている「口の天狗杉」をはじめとした巨木や山野草、せせらぎの音など、自然を楽しみながら頂上を目指しました。
 およそ1時間かけて頂上に到着。眼下に広がる竹井の集落や周辺の山並みといった絶景を満喫しました。今回初めて登山証明書も準備され、参加者は爽やかな面持ちで頂上を後にしました。

園部町美園町 生身天満宮 春祭り 令和の幕開けに地域の繁栄を祈る

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 5月1日、園部町美園町の生身天満宮で春祭りが行われました。
 春祭りは、雷や雷に象徴される災いごとが起きないようにと、雷除けのお札が授与され、毎年多くの参拝者で賑わいます。
 本殿に、氏子会会長や区長らが参列する中、今年は、天皇陛下御即位と改元する日に当たることから、御代替わりを祝って神事が行われました。
 続いて境内の梅林では、令和の幕開けを記念し、地域の繁栄を祈って、梅の木の記念植樹が行われました。
 また午後からは、あいにくのお天気でしたが、神輿が神社を出発しました。
 生身天満宮は、園部藩とゆかりの深い神社です。園部城址の園部高校前を通り、神輿を引く小学生や稚児行列の子ども達が元気に練り歩きました。