日吉町中世木 賀善寺 御開扉法要 本尊33年ぶりのお披露目 厳かに

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 4月13日、日吉町中世木の賀善寺で、本尊「十一面観世音菩薩像」が公開される御開扉法要が営まれ、地域住民はもとより近隣市町からも多くの参拝がありました。
 日吉町中世木の梅花講、吉水講の女性たちによるご詠歌とともに、厳かに扉が開かれました。
 昭和61年の前回の法要から、33年の時を経てお披露目された十一面観世音菩薩像は、安土桃山時代に作られたとされており、南丹市の指定文化財に登録されています。
 賀善寺奉賛会代表の吉田辰男さんは「新しい時代の扉を開き、令和の名にふさわしい地域にしていきたい。心豊かに、先人たちが守り継いできた地域の宝を後世に伝えて行きたい。」と述べました。
 訪れた人々は、本尊と直接縁を結ぶことができるという五色の紐を手に取り、心穏やかに参拝しました。