美山中学校 防災学習講演会 「命を守る行動を」災害への心構えを学ぶ

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 6月7日、美山中学校で、防災学習講演会が行われ、東日本大震災で被害をうけた方の話を聞きました。
 講師は美山中学校の職員と親交のある、宮城県山元町在住の齊藤緑さんと福島県二本松市在住の菅野好光さんです。
 齊藤さんは、大津波の被害をうけた山元町の状況を報告し、「災害が起きたとき、自分はどこに逃げるのか?家族とはどのように連絡をとるのか?家具や家電はしっかりと固定されているか?常日ごろから考え、確認してほしい」と話しました。
 そして、菅野さんは、原子力発電所の事故をうけて、福島県では、今も8万人が避難している現状や風評被害に悩ませていることなど、苦しみながらも前向きに復興にとりくんでいることを伝えました。
 生徒たちは、命を守るために、常に自分で考え、行動することの大切さを学びました。