南丹市国民健康保険診療所開設に係る説明会 地域や各種機関連携で持続可能な医療を

 3月10日、美山文化ホールで、南丹市国民健康保険診療所開設に係る説明会が行われ、およそ50人が参加しました。
 昨年3月の南丹市医療対策審議会の答申を受け、美山町地域の医療体制について検討され、この日は8日に続く2回目の説明会となりました。
 4月からスタートする、市国民健康保険南丹みやま診療所と、同じく美山林健センター診療所の、外来診療の医師の体制や入院病床、介護サービスなどについて説明。これまで診療所を支えてきた医師も継続して診療することや京都中部総合医療センターとの連携で持続可能な医療を目指すこと、また子育て、健康づくり、疾病予防、治療など地域を基盤としたつながりの中で、横断的にサービスを行う「地域包括ケアシステム 美山モデル」の構築についても触れました。
 参加者からは「もっと多くの人に説明を聞いてもらえる工夫や時期を早くに行うべき」という声や、介護老人保健施設がこれまで担ってきた機能について、また職員の雇用などについて活発な意見が出されました。