美山山村留学センター 退所式 美山ならではの体験を人生の糧に

 3月24日、美山町下の南丹市美山山村留学センターで、第23期生の退所式が行われました。
 山村留学生は、1年間親元を離れ寮生活をし、美山小学校に通いました。今年度の留学生は、大阪・愛知・和歌山からの5人で、コロナ禍の中で2ヶ月の臨時休校となった時でも仲良く力を合わせ、川遊びや農業体験など、自然とふれあいながらのびのびと過ごしました。澤田利通運営委員長は「美山での多くの経験を通して得た心の豊かさを、人生の糧にして歩んで欲しい」と挨拶。児童一人一人からお礼の言葉がありました。
 また週1回、里親として子どもたちを受け入れた地域の人たちに、花束が贈られました。
 第23期生は、美山小学校の仲間たちや親切にしていただいた地域の人たちとの思い出を胸に、美山での生活を締めくくりました。