地域おこし協力隊 活動報告会 1期生まもなく卒業 3年の成果語る

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 8月末を以て任期を満了する地域おこし協力隊1期生が、8月18日、南丹市役所で活動報告を行いました。
 活動報告を行ったのは、平成27年9月から活動する、松田 章宏さん、前田 敦子さん、藤村 香菜子さんの3人です。
 学生や都市部住民との交流などを手掛けた松田さんは、活動を通した気づきとして移住・定住のためには「教育・体験」「雇用」の充実が必要と訴えました。
 また、旧五ヶ荘小学校の活用や田舎暮らし、自然体験などのツアーに取り組んだ前田さんは、「都会の感覚を持ち田舎のルールも理解している協力隊は、移住者のサポートやシティープロモーションに力を発揮できる」と協力隊の良さを語りました。
 八木町に地域のものづくりをPRする拠点を開設した藤村さんは、「おもしろい技を持っている人がたくさん住んでいると、来てみたい、住んでみたい町になるのでは」と、移住・定住促進の可能性を示しました。
 質疑応答では、3年間地域に深く入り込んで行った活動に対して労いや感謝の言葉がありました。
 3人は、今後も市民として、それぞれの得意分野を活かして活躍します。