森の京都「なんたん」エコミュージアム推進事業 地域の歴史・文化を語り継ぐガイドを目指して

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 8月27日、森の京都「なんたん」エコミュージアム実行委員会が主催する地域学芸員養成講座が開講しました。
 南丹地域の人々の暮らしや自然、文化、歴史を研究し、文化遺産を保存、育成することで、地域振興や観光振興に活用していこうと、文化庁の補助事業の採択を受け、開いたもので、開講式で西村良平市長は「素晴らしい歴史を再発見し、後世に伝える伝道師として、受講生の活躍を期待したい」と挨拶しました。
 今年度のテーマは「園部藩のあゆみ」。第1回の講義は旧摩気小学校を会場に、大山崎町歴史資料館館長の福島克彦さんが、丹波宍人城跡と園部陣屋の成立と題して講演し、フィールドワークとして、小出氏が仮住まいとしていた宍人城跡にも登りました。
また午後は、南丹市立文化博物館学芸員の犬持雅哉さんが、10代にわたって園部藩を治めた小出氏の系譜や城下町、園部城の築城について話しました。
 この養成講座には、市内外から40人が受講。今後12月まで全12の講義を受講し、地域の歴史について学びます。