南丹市国際交流協会 やさしい日本語研修会 地域で 外国人の支援体制の充実を

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 11月13日、南丹市役所で、国際交流協会が主催する、「やさしい日本語」研修会が行われ、社会福祉協議会や市役所の職員、日本語教室のボランティア会員など、およそ40人が参加しました。
 「やさしい日本語」は阪神淡路大震災での外国人支援体験をもとに作られたもので、災害時だけでなく、様々な場面で、役立つ日本語として、注目されています。
 「やさしい日本語」有志の会、花岡正義さんと、杉本篤子さんを講師に招き、基本のルールを教わりました。
 熟語や外来語を簡単な言葉に言い換え、曖昧な表現や擬態語の使用を避けることで、外国人に、正確に情報を伝えられるようになります。また、ローマ字表現よりも、ひらがなの方が、在住外国人にとって、分かりやすいことなどを、事例を用いながら、学びました。
 参加者からは、「やさしい日本語は外国人だけでなく、私たち日本人にとっても、子どもからお年寄りまでが理解しやすいので、今後も積極的に学んでいきたい」と話していました。