「歩行者優先宣言車」ステッカー贈呈式 横断歩道の手前は一時停止を

 7月20日、南丹警察署と南丹船井交通安全協会は、南丹市と京丹波町に「歩行者優先宣言車」ステッカーを贈呈しました。
 ステッカーは、マグネット式で公用車に張り付け、ドライバーの意識を高めようとするものです。
 昨年、日本自動車連盟による信号機のない横断歩道における歩行者優先の実施調査において、京都府下では、80%の車両が歩行者の手前で「一時停止しない」という結果でした。
 この結果を受け、南丹警察署の厚地信昭署長は、「横断歩行者が絶対的に保護される歩道において歩行者が軽視されている。管内の全ての車両が歩行者にやさしい運転をすることを願っている。」と挨拶がありました。
 また、南丹船井交通安全協会の佐野龍彦会長は、「ステッカーは車両の後ろにも貼ってもらい、走行中の後続車などに呼び掛けてほしい。」と話しました。
 贈呈式では西村良平市長と太田昇町長がステッカーのレプリカを受け取り、その後、庁舎前でステッカーが取り付けられた車両の出発式がありました。
 7月31日まで「ゆずり合う 笑顔が行き交う 京の夏」を運動スローガンに夏の交通事故防止府民運動が実施されています。