令和3年度「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」第2回研究会

 11月17日、八木市民センターiスタやぎで、道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業第2回研究会が開かれました。
 南丹市では地域で子どもたちを育てる地域道徳を推進しており、メイン会場のiスタやぎと各小・中学校をオンラインで繋ぎ、幼稚園、小・中学校教職員や学校運営協議会委員らが参加しました。
 はじめに八木中央幼児学園と八木西小学校の取り組みについて報告がありました。八木中央幼児学園は、地域の方との一本下駄作りや一緒に芋ほりをするなどの取り組みを、八木西小学校では、挨拶の大切さを親子で考えるあいさつツリーの取り組みなど、子どもと地域、保護者が、共に成長を目指す地域道徳の取り組みを報告しました。
 また、京都産業大学現代社会学部教授、柴原弘志さんが「地域と道徳」について講演。柴原さんは一本下駄作りの取り組みを例にあげ「一緒にすることによって、そこで感じ取ったり考えたり、気づいたりする道徳的価値が増える」と話し、学校、家庭、地域で、共に育て共に育つことの大切さを伝えました。