南丹市人権教育講座 セクシャルマイノリティへの理解を深める

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 6月1日、遊youひよしで、南丹市人権教育講座が開かれました。
 南丹市教育員会が主催し、市民の人権意識を高めることを目的に行われ、「セクシャルマイノリティを生きる」と題して、中尾勇守さんの講演を聞きました。
 中尾さんは、女性として生まれ、幼少期から、身体の性別と心の性別が一致しない、トランスジェンダーで悩んでいました。自分らしく生きたいと思い、カウンセリングやホルモン治療を受け、現在は、戸籍を変更し、男性として生活しています。
 中尾さんは、「LGBTは、世界最先端の人権課題であり、日本は、まだまだ理解が進んでいない。特別な人だと壁を作らずにかかわってほしい」と語りました。参加者は、快活に力強く生きる中尾さんの言葉に、熱心に聞き入りました。